ホームページ開設以来、たくさんの方からメールをいただきました。たくさんのファン仲間ができて、ホームページを開いて良かったと想っています。そのたくさんのメールの中からほんの一部をご紹介します。みなさんからのメールにはとても貴重な情報が多く、ホームページの更新に役に立っており、感謝しております。
掲載したメールとメールアドレスはすべてご本人のご了解をいただいします。
2009年にいただいたメール
太田雄二郎さんからのメール 2009年10月14日
タイ国バンコク在住です。初めてマイクオールドフィールドの音楽を耳にしたのも偶然タイのバンコク。1983年に市内パヤタイ通りを歩いていたら妙に魅力的なメロディーと魅力的な女性ボーカル。ムーンライトシャドウでした。当時道端で海賊版カセットを売る屋台があちこちにあったバンコクで出会ったマイクオールドフィールド。26年経ったいまでも飽きずに聴いています。83年当時はネット情報もなく、その後の作品もバンコクの屋台のカセットで買ったりしましたが、日本の輸入版を扱うCDショップで発見し手当たり次第に買いあさりました。97年にネットで検索しこのすばらしいHPを発見し、マイクオールドフィールドのことが非常によくわかりました。2001年よりタイに再赴任し、仕事へ行く車中などでも携帯プレーヤーでしょっちゅう聴いています。まさしく麻薬的な効果です。バンコクのCDショップでは以前からマイクのアルバムをわりときちんと揃えていましたが、ネット配信の影響か、最近はCDショップの数自体が減っているように思います。以前はカセットもかなり出回っていてタイ人の友人にもマイクファンはけっこういました。最近はDVDの海賊版を売る店でマイクのものをよく見かけます。バンコクは欧米の旅行者も多いのでタイ人だけをターゲットに販売しているのではないかもしれませんが。個人的は80年代のアルバムが好きですが、90年になってのTBIIには衝撃的に感動しこれはかなりのちのちまで聴き継がれる作品ではないかと思います。仕事が休みの前の晩などにTBIIのDVDを観るのは私にとって至福の時間と空間です。英文の自伝も購入したのでこちらも辞書片手にじっくり読んでみようと楽しみです。まだまだこれからもマイクの音楽を聴き続けると思います。HPも気にしております。いろいろ情報ありがとうございます。
minamoさんからのメール 2009年3月30日
はじめまして、minatoと申します。私もマイク・オールドフィールドの音楽が大好きです。Tubular
bellsやImpressionsのレコードなどしか聞いていないので、まだまだ初心者ですがいつもいつも聞くたびにマイク・ワールドにとりつかれていっています。私はブリッティッシュ・フォークが好きでそれからマイクのことを知ったのですが、Tubular
bellsはとても画期的なアルバムで物語性もあり音のセンスも素晴らしいと思います。音のセンスだけでなく、ジャケットのセンスも目を見張るものがありますよね!Impressionsは中をあけるとハッとするような美しい風景が広がっていて面白いです。またこのサイトもいつもいつもアルバムを探したりするのに参考にしています。画像も見やすいですし、レビューも共感して読んでいます!物語もおもしろいですね。これからもまたマイクの音楽にのめりこんでいきたい(というよりのめりこまざるをえない)と思っています。またなにか情報がありましたらぜひ教えてください。
Cloudyさんからのメール 2009年2月25日
はじめまして。Cloudyと申します(ペンネームで失礼します)。貴サイトの情報は大変参考になりました。
情報提供を呼びかけておられた、『Tublar Bells』のSACD版についてご報告させていただきます。もしまだお聴きでなかったらご参考になさって下さい。
まずSACD4chサラウンドの音声ですが、パート1は25分57秒、パート2は25分37秒あります。このバージョンで通常バージョンとはっきりと違う部分は3つあります(私は『Boxed』収録のバージョンを聴いたことがないので、以下の部分がどうなっているかご教示いただけると幸いです)。
1.パート1中間部(13分47秒ごろ)のハミングが1コーラス多い(通常バージョンでは2回繰り返すが、サラウンド版では3回)。
2.パート1最後のアコースティク・ギターが別テイク(ちょっと聴いただけではあまり変わらないが、指のはじき方が違う)。
3.「Sailor’s Hornpipe」が別テイク。ただしこれは貴サイトの『Boxed』の項で説明されているものと全く同じようです。飛行機の音も入っていません。この部分だけの時間は3分53秒です。
他にも個々の楽器で別テイクを使っている部分があるかもしれませんが、ざっと聴く限りでは同じようです。
次にサラウンド感について。基本的には各楽器が前後左右の決まった場所に配置されており、音が動き回るようなミックスは一部を除いて行われていません。
パー ト1ではメインのメロディとなる楽器の音はほとんどフロントに配置されています。フィナーレの部分では楽器名を告げるナレーションがフロントの左、ソロを 取る楽器のうちの半分くらいがフロントの左右のどこか、残りがリアの左右のどこかに配され、チューブラー・ベルズがフロントで鳴って大団円、最後のア コースティック・ギターはフロントの右側で鳴って終わります。
パート2では人間の声はすべてリアに配置されています。「Sailor’s Hornpipe」の部分では、ヴィヴィアン・スタンシャルの語りが中央に配置され、足音とギターの音が千鳥足のようにあっちへ行ったりこっちへ行ったりします。
フロントの2chのみ、リアの2chのみという聴き方をすると「何かが足りないバージョン」が聴けるのですが、特にパート2の「原始人コーラス」の部分はフロント2chではカラオケになるので、一緒に歌って楽しめます(笑)。逆にリア2chではボーカルとピアノのみの演奏が聴けます。また、通常バージョンのミックスで埋もれて聴こえなかった音やミストーンなど、新しい発見もあります。
SACDのステレオの音声は、通常バージョンと同じようです。パート1は25分30秒、パート2は23分21秒です。私の再生機器の問題かどうかわかりませんが、どちらもイントロが微妙にフェイド・インで始まります。音質がいいかどうかは私の耳ではちょっとわかりません。
ついでに記しておくと、『Tubular Bells 2003』のDVD-Audioの5.1chサラウンド版は(私が聴いたのはDTSとドルビー・デジタルの音声ですが)、各楽器が全体に響いている感じで、冒頭からベースやトライアングルの音がぐるぐる回ったりしますが、技術的な進歩のおかげか、総じてもっと自然なサラウンド感を感じます。しかしこのサラウンドという規格、わざわざスピーカーの真ん中に座って何度でも聴きたいかというとそうでもなく、こと音楽だけのものについては、かつて4chのようにあまり一般化せずに消えてしまうかもしれませんね。
今後の更新も楽しみにしております。それでは。
シゲさんからのメール 2008年10月21日
はじめまして、あなたの作成されたHPを拝見し、大変感心させられましたのでメールさせていただきました。マイクもあなたのような熱心かつ良識的なファンをこの遠い日本で持つことができ、さぞ喜んでいることでしょう。彼は幸せ者ですね。僕は高校生の頃に(もう20年以上前ですが)、「Exposed」の2枚組LPで初めてマイクの音楽に触れ、大学生のころまで結構熱心に彼の音楽や、その他のプログレ系音楽、パンク以降のイギリスニューウェーブ系を聴いていたのですが、20歳すぎからクラシック音楽ばかりを聴くようになり、しばらくマイクやROCKから遠ざかっていました。ところが最近、ある中古CD屋さんでベスト盤「Platinum
Collection」が安く置いてあり、「久しぶりに聴いてみるか」という軽いノリで購入したのですが、マイクの音楽はクラシック音楽になじんだ僕の耳にとても新鮮に入り込んできまして、それからというもの、あなたのこのHPを見つけ、参考にさせていただきながら再びマイクのCDやDVDを収集し始めたところなんです。クラシックを長年聴いてきたからこそ感じられる良さ、そしてクラシックからは感じられない良さをマイクの数多いディスクから体験させてもらっています。もちろんあなたのレビューは大変参考になっており、とても助かっています。僕の好きなCDは、初期のものでは「Incantations」中期では「Five
Miles Out」、DVDでは「Exposed」が好きですね。LPで何度も聴いていたLIVEが、DVDで見られるとは思ってもいませんでした。最近買った「Amarok」はまだ十分聴けてないです。余談ですが、ほかに好きなアーティストとしては、プログレ系では「King Crimson」「Pink Floid」「Yes」「Tangerine Dream」などを聴きます。ちょっと月並みな感じではありますが・・・その他「Joy Division」「New Order」「Echo&the Bunnymen」「Durutti Column」「Roxy Music」「John Foxx」・・・クラシックについては、もうきりがなくなりますね。今後とも貴重な情報をお願いします。
安田さんからのメール 2008年7月29日
初めまして、私は高校から20年来のファンです。実は(私の世代には多いのですが)初めて聞いたのはエクソシストのサントラです、当然マイクの事は意識にありませんでしたし小学生だったので
ただ怖い音楽でしたが一度聞いたら忘れられませんでした。高校生になって改めて聞いたのはオマドーンです、仰る様に聞けば聞くほど味わい深く頭から離れなくなりました。またオーディオの種類であったり周囲の音の有無で聞こえる音や聞こえない音があり(勿論
私の記憶の曖昧さや一部の音を無意識に記憶していたせいもあるでしょうが)、聞くたびに感動しました。そして勉強や読書の友でもありました。またマイクにはインスト曲が多いので勝手に詩をつけてみたりしました。静かに聞くときには映像が自然に浮かんできたりします。今でも電車に乗ると発車と同時に頭の中でオマドーンの演奏が始まります。ミニマルミュージックであるためメロディーは覚えやすいんでしょうね。マイクの音楽のは我々に想像力を与えてくれます。彼に影響を受けて今後も音楽に限らず良いクリエイターが誕生してほしいと思います。また私も90年半ばからは聞いていない作品もあるので改めて聞いてみたいと思います。HP参考になりました、有り難うございました。
2007年にいただいたメール
上野さんからのメール 2007年10月14日
初めてメールさせていただきます。46歳の会社員の上野と言います。貴ホームページを初めて拝見したのは、3年ほど前でしょうか。海賊盤情報や、メールのページを読ませていただきました。いつか、メールをしようと、思っていましたが、仕事・子育てに追われ、なかなか出来ませんでした。実は、自宅のPCを立ち上げるのは、月に2〜3回しかないのです。
マイクオールドフィールドは、高校、大学時代に良く聞いていました。当時はLP時代で、Boxed,QE2などを聞いていたと思います。その後CDの時代になり、新たにCDを買い直したアルバムは数枚だけです。でも、マイクはずっと気になっている音楽です。この20数年間、しばらくマイクの音楽を聞かなくなった時もありましたが、ホームページを読んでいくと、不思議なことに、CDを持っていないオマドーンやハージェストリッジのメロディーが頭の中で甦ってきました。20年近く聞いていないにもかかわらずです。
実は、来日コンサートに行った1人です。コンサートは水曜日だったと思います。何故曜日を覚えているかと言うと、週一回ある大学の夕方の授業をサボって行ったからです。当日券で、立見席、つまり、階段状の通路に座りました。マイクが日本語で「今夜は私の最終公演です。」と言っていたことを、今でも覚えています。
また、1984年春、ロンドンに旅行に行った際、Essentialのビデオを買って帰りました。その当時、ビデオの録画方式にNTSCとPALの違いがあるとは、全く知りませんでした。(実は、そのことを知ったのは、なんと日本に帰る飛行機の機内誌だったのです!)ですので、そのビデオは、今もって見ていません。実家の押入れにあると思います。
また、かつて、タモリの「今夜は最高!(日本テレビ系)」を毎週欠かさず見ていました。提供がパイオニアで、LDのコマーシャルの時、マイクが数秒流れていた時代がありました。
今でも、音楽を聴く時間は、自動車の運転しているとき位です。チューブラーベルズやIncantations(パートVカット版ですが)を聴いています。この5年ほどの間に、Amarok,Voyagerを買いました。ホームページを読んでいるうちに、Ommadon,Hergestridge,TB2003が聴きたくなってきました。近くCDを買いたいと思います。
今年、ライブアットモントルーのDVDを買いました。貴重な映像、音源、に接することが出来て感激です。贅沢を言えば、Tubular
Bells Part1の最後の繰り返しの部分は、日本公演のように、メンバーを紹介しながら、一人一人が演奏するパターンを期待していました。それはともかく、日中に、IncantationsやOmmadawnのメロディーが頭に浮かぶことが有りますが、やはり、「すごい」の一言です。これからも、マイクの音楽は聴きつづけていくと思います。ホームページも拝見させていただきます。
2006年は残念ながら、ご紹介できるメールはございませんでした。
2005年にいただいたメール
古南さんからのメール 2005年10月21日
いつも楽しみにHP拝見しております。以前デヴィッド・ベッドフォードの「Instruction for Angels(天上の神話)」についてのメールを送らせていただいた者ですが、今回もまた別アーティストのマイク関連の情報を送らせていただきます。
先日ヤフオクでCDを落札したのですがこのCD、アイルランドのアーティストがゲール語で歌ったアイルランドの曲のコンピレーション物で、マイク自身は収録されておらず、お目当てはケイト・ブッシュだったのです。曲の表記がゲール語だったために聴くまで気が付かなかったのですがケイトブッシュが歌った曲というのが「Women of Ireland」でした。私の中ではマイクもケイトも同じ時期に良く聴いていたのでほとんど同じ位置付けにあるのですが、たまたま東京在住の妹に最近マイクとケイトをCDにダビングしてやったのでいっそう不思議な縁のような物を感じてしまいました。CDのクレジット等を以下に記載しておきます。
アルバム名 e'ist(イシュト)[songs in there native language…]:ゲール語で「listen」の意
タイトル名 mna' na hE'ireann (women in Ireland) この曲は新録ではなくて
taken from the album Common Ground no. 248376912という表記がありました。(* 'の記号は直前の文字の上に打たれているのですが、こちらの操作が分からなかったので申し訳ありませんがそのように読み取ってください。) CD 5ORTV 105 CD DARA RECORDS Marketted and distributed by Torc Music Ltd.
以上、CD盤の表記ですがこのCD一応国内版らしく帯と簡単なライナーが入っておりました。そちらのクレジットは 発売元MUSIC PLANT http://www02.u-page.so-net.ne.jp/qa2/yokonoza/
国内版CD3UCD018
もともとトラッドの曲なので誰が演奏していてもおかしくはないのですが、好きなアーティストが同じ曲を演奏するというのはめずらしいことだなと思わずメールした次第です。待望の新譜もまだ聴いていないので早く購入しなくては。
また、当方つい先程 Balm for the Walking Dead を入手して聴いていたのですが「Alright Now」を聴いて、これはFREEの代表曲のカバーであることが分かったのでもし御存知なければと思いメールさせていただきました。原曲はブリティッシュ・ロックの名曲ですが、ブルース〜ハードロックに分類されると思うので私もレアトラックスのレビューを読んで、FREEにも同名の曲があったなぁとは思いましたがまさかズバリその曲だとは考えてもみませんでした。それにしてもすごく意外な取り合わせでいったいどういった経緯でこの曲が演奏されたのかがとても知りたいと思いました。(ちなみに「 I know what I like」はGENESISの曲で、元メンバーのスティーブ・ハケットと一緒にMARILLIONのライブにゲストとして参加しているというのもどういう人脈でなのか興味ありますね。)何にせよ初めて聴く音源はこういう楽しみがあるので一度知ってしまうとやめられませんね。最後になりましたが、既に御存知でしたら釈迦に説法、どうか御容赦下さいまして、楽しみにしておりますのでこれからもいっそうHPを充実させてください。日毎に寒さが増しております、どうか御家族ともどもお元気でお過し下さい。
ベンローズさんからのメール 2005年4月8日
衝撃!錯乱!幻想!それは31年前のある日、ある時、突然私の身にふりかかった。まさしく「新しい感性との出会い」でした。遅れまして茨城県在住(出身は北陸の富山県)のベンローズと申します。それは31年前、私が中学3年の時、父が中古のセパレートステレオを突然購入しラジオのスイッチを入れた時に始まる。NHKラジオから「Mike Oldfield Tubular Bells」が全曲ノーカットで流れたのだ。その時家にはこれといったレコードもなく私もそれほど音楽には興味を示さなかったのであるが、度肝を抜かれた。曲が2曲しか入っておらず、にもかかわらず数十枚分のレコードが凝縮され、めくるめく展開に唖然。父は私に「金をやるから今すぐこのレコード買って来い!」それからというもの寝ても覚めても「Mike Oldfield Tubular Bells」だった。次第にイメージが膨らんでいった。高校に進学し冬休みのアルバイトで郵便配達をした。その時は北陸の大雪で私は郵便自転車を放り投げ逃げようかと思うくらい しんどかった。海辺の町並みの路地裏を自転車で駆け抜けるとそこには海に降り注ぐ雪景色が拡がった。(北陸でも海に降る雪はめったに見れない)私は郵便自転車を放り投げ知らずのうちに海辺に立っていた。天使の羽が舞い降りる。海辺の上に。Tubular Bellsを自然と口ずさんだ。鼻水をすすっていた。イメージがどんどん膨らんでいった。波は静かに打ち寄せていた。私は水平線の向こうの何かを見つめていた。私はもう以前の私ではなかった。希望に満ち溢れていた。この思いを映画にしたい。と考えた。イメージを映像化したく自作自演の映像デモフィルムを16歳で作成。これがきっかけで日芸映画学科を目指すことに。日本大学 芸術学部 映画学科 監督コースに在籍し念願だったTubular Bellsの映画化(イメージ映画)を卒業制作で実現。(ちなみに主演は 船越 栄一郎 フナコシエイイチロウとは2時間ドラマの帝王ですね :映画学科卒業制作撮影賞受賞。フランスヘンリラングロア国際映画祭出品。)Mike Oldfieldに感化され構想7年映画化できて感無量。青春期のすりこみTubular Bellsが、どどっと押しかけ現在のDNAに組み込まれてしまいました。あのとき父が「中古のセパレートステレオ」を買ってこなかったら。「ラジオのスイッチ」を入れなかったら。現在の自分はどういう道を歩んでいたのだろう。世の中偶然の産物。カオス理論だね。マイクのアルバムは輸入盤も含めほとんど網羅、所有しております。どれが好き、嫌いはありません。アルバムに脈打っているものはすべてマイク自身であり、聞き手の私たちは分身なのです。よく隠れマイクだとか、隠れHERGEST RIDGE通 とかささやかれていますが、皆 心の片隅に思い出と共にしまっているのでしょう。ちなみに文学は「広瀬正:マイナスゼロ」 タイムトラベル小説の最高峰と謳われ、今や日本SF史の記念碑的存在となった著者の第一長編小説。「時をかける少女」や「バック・ツー・ザ・フューチャー」なんか問題にならない。1970年にこんなノスタルジックな文学があるとは。3回も連続して直木賞候補にノミネートされ(SFの社会的認知度がまだまだ低い時代だった)、ようやく悲願の人気作家となってこれからの活躍が期待されようとしていた矢先(1972)に、新作の取材の途中、まだ40代の若さで路上で心臓発作で倒れてしまうのです。絵画では「MCエッシャーの:平面の正則分割の連作」 これら作品もTubular Bells同様、感銘を受けた芸術であるが、すべてがカオス理論を根源としているのです。始めも無く終わりも無い 「TUBULAR ENDLESS」彼もまた「始めも無く終わりも無い」曲作りに一生を費やすであろう。
ぽちさんからのメール 2005年3月2日
「ぽち」といいます。マイク・オールドフィールドという名前からここに辿り着きました。たぶん20年位前に知人がいろんな曲をセレクトしてくれたカセットテープに入っていた曲が大好きで良く聞いていたのですが、曲名も歌手名も書いてなかったので何の知識もないままその人とは疎遠となり今に至っています。あるとき(それも10年くらい前ですが)ラジオからその曲が流れて、DJさんがトークの中で「マイク・オールドフィールド」という名前を言っていたのが頭に残っていて、CD店にたまたま寄ったりした時にはその名前を探すのですが、なかなか数も少なく、曲名もわからないので特に一生懸命探していませんでした。2年前に引越ししたとき、うっかりそのテープをなくしてしまい、がっかりしていたのですが、今日ふと中古CD安売りの前を通った時に急にマイクの名前を思い出し、探したけどありませんでした。帰ってからネットで検索すればわかるかもと思い、あなたのHPをのぞいたらすごく詳しくのっていて、いろんな事が分かりました。わたしが聞いていた大好きな曲は、「To
France」と「Moonlight shadow」だと思います。歌詞の中にその言葉が何度も入ってましたから。で、「お勧め他のアーティストCD」のところで、マギー・ライリーという人のベストに2曲とも入っているのを知り、「これだっ!!」と確信しました。このCDは普通の大きなCD店には置いてあるようなものですか?蛇足ですが、ずっと前にCD店でマイクのそばにサリー・オールドフィールドのが置いてあって、「姉弟」みたいなことが書いてあったのでもしやと思い買ったのが「INSTINCTS」というタイトルで、聞いてみたら違ってたんですけど、これはこれで気持ちのいい音だったので失敗ではなかったです。
KAVEさんからのメール 2005年2月15日
はじめまして。東京在住のKAVEと申します。先ごろ、古い書類を整理中にMikeの日本公演のチケットを見つけ、「懐かしいなぁ」と思って、WEBを散策していたところ、H. Hasegawa様のHPを拝見させて頂きました。最近では、すっかりロックは聴かなくなってしまったのですが、『U』あたりまでは私もMikeを聴いていました。前出の日本公演に行ったときは、まだ高校生でしたが。渋谷公会堂の公演では、パンフは販売されていませんでした。レコードのみの物販が行われていて、購入者はサイン色紙が貰えました。"古原"(=Oldfierd)と角っこに書かれた色紙でしたが、私も貰って、多分押し入れの奥に保管してあると思います。どこにやったか分かりませんが。最近は完全にロックを離れ、アイリッシュ・トラッドとブルース一辺倒の音楽生活ですが、それも何となくMikeの音楽ルーツと同じところへ戻って行っているような気がいたしております。あと、直接Mikeとは関係ないですが、See-Saw(『機動戦士ガンダムSEED』などの音楽で知られてます)の梶浦由記さんにお会いしたとき、彼女が一番好きな女性ボーカル曲として『To France』を挙げていたのを覚えています。多分、私はMikeのファンとは名乗れないですが、自身の音楽ルーツのひとつとして、いつか振り返ることもあるかと思っております。H. Hasegawa様も、末永くMikeの音楽の素晴らしさを世に伝え続けて頂ければ、と影ながら祈っております。
敬具
亮さんからのメール 2005年1月16日