No. 64/72区分(水瓶座16度〜20度)「組織」 壮大な世界地図のなかに生きる
マクロな視野のなかで生きる。しかしまた超国家的な世界観のなかでは、個人の権利は常に危機に脅かされる。全体と個のせめぎあいに生きる。
水瓶座 16度
机にむかう偉大なビジネスマン
水瓶座も、16度以後は急激にビッグな視点で生きるようになる。人の意識を狭い空間に縛りつけるもととなった異性への執着に満ちた感情が、15度で超えられたあとは、人間の生活意識は、よりマクロな方向へと発展していく自由を獲得する。ものごとを人類全体の進化という観点で考えてみたり、つねに視野は大きなほうへとむかう。国際問題や、地球環境全体の問題、あるいは宇宙問題など、いまの人類に必要な事業方向は無数にある。だがヒットラーが実行に移そうとした民族選別計画なども、この度数に関係した事柄だといえるので、個人個人の私生活の満足や権利などについて十分に考え、バランスをとった姿勢を心がけなくてはならない。個人的な思惑を超えて、グローバルな計画を実行することのできる冷静な意志が、この度数の持ち主の個性だといえるのだが、つい個人的な小さな問題を考えることを見落とす傾向があるからだ。