No. 61/72区分(水瓶座1度〜5度)「理想」 理想の具現化
未来の理想に向けて、自己をすべて投げ出す。生活の守りに入るのではなく、理想像に向けて、自己の社会的な立場を犠牲にする。
水瓶座 2度
予期していなかった雷雨
努力して築いたすばらしい理想の建物も、自然の雷雨や嵐で、はかなくも崩れてしまうかもしれない。ルディアは「塵であったおまえ、塵になるおまえ」という言い方を引用しているが、人間の業績に対する自然の破壊力を暗示する度数。だが、雷雨は、乾いた土地にはなくてはならない自然の恩恵でもある。問題は「予期していなかった」ということで、人の思いや理想と、自然の力がうまくかみあわないことだ。この度数を持つ人は、自分の計画や理想が、外部からの影響でゆすぶられ、ときには壊れたりする。そのときに、自分の理想が本当に永続的なものだったか考えてみる必要がある。いかなるときでも、突然の出来事に準備をする心構えが必要だということ、塵になっても生き残るような本当の理想を考える必要がある。形にしたものは、いつかは壊れるものなのだ。実際にこの度数を持っている人を多く見かけたが、無気力な人もかなりいた。