No. 65/72区分(水瓶座21度〜25度)「理性」 個人的な感情を淘汰し、自分を公的な存在に改造する
個人としての感情や、自然な感性を、必要とされる社会的な任務や仕事によって作り替えていく。環境のためには、自分もまた根底から変化しなくてはならない。
水瓶座 21度
一見空しいと思われる人生に果敢に立ちむかう、傷つき失望した女性
水瓶座後半の流れはすべて組織的で近未来的な社会構造を強調しており、この社会のなかで生き抜こうとすれば、ごく身近な人々との心の交流や、個人的な感情の満足を追求する。誰のなかにも内在する「女性的な心」は、傷つき、阻害されてしまう。複雑な社会生活のなかでは、どうしても情緒不安定になり、心がすさんでしまうのはしかたがない。この度数を持つ人は、このように個人的な欲求を殺されてしまう立場に立たされやすいことを警告している。組織のために、自分を犠牲にせざるをえなかった体験など。逆境での回復力や、強く生きることを早急に学ばねばならない。孤独のなかで自己の内面に直面し、環境の過酷さに耐える必要がある。また目に見えない漫然とした、都市全体の大気からやってくる攻撃感情に傷つくケースもある。背後には獅子座の21度が隠れているのだ。