No. 61/72区分(水瓶座1度〜5度)「理想」 理想の具現化
未来の理想に向けて、自己をすべて投げ出す。生活の守りに入るのではなく、理想像に向けて、自己の社会的な立場を犠牲にする。
水瓶座 3度
海軍からの脱走兵
社会的なステイタスや地位を捨てる。この場合、現実にキャリアを捨てるという意味だけでなく、われわれの社会がもっているものの見方、慣習、考え方など根本的な要素まで投げ出して、自分をわざわざ見捨てられた人間の位置において、恒久的な価値を目指す、という意味がある。水瓶座のこの度数では、山羊座の影響を根本から壊すことで、自分を自由な空間に解き放つ勇気があらわれていることになる。この度数の持ち主は、基本的にはサラリーマンなどにはむかないだろう。自分で生活する技術を身につけ、つねにどこでもひとりで生きてゆけるようにするのが理想だ。職場で、自己の願望と実生活との矛盾で苦しむことになるからだ。人間の生活は本来だれからも管理されないはずだと信じているし、そのためには、手に入れた地位も平気で捨てる。