No. 62/72区分(水瓶座6度〜10度)「仮面」 仮面を演じる
求められる人間像を、いかに自分の資質とは相反するものであれ、演じきることで、その役割を果たすことができることを実践する。すべての人間の地位や名誉は、本質的なものとは関係がないことを理解する。
水瓶座 7度
卵から生まれつつある子供
どのような地域的な条件からも自由な、宇宙的な空間から純粋培養的に生まれ出る子供。これはいかなる伝統にも慣習にも従っていない。母親とへその緒でつながっているわけでなし、卵から生まれる子供というのは、象徴的に新人類だ。それは環境に対して、ツルンと閉じていて、だれからも影響を受けることはないし、手ごたえのはっきりしない人だといわれることも多い。伝統や従来の社会でのあり方に従属し、その責任まで引き受ける6度とはまさに対照的な性質の度数で、既存の人の生き方から独立しようとする願望に貫かれている。この度数を持つ人は、感受性が特殊で、常識では理解しづらい。純粋性への願望。対向にあるのは獅子座の7度、星空。いつどの時代でも、どこでも通用するような人格像にあこがれている。