No. 62/72区分(水瓶座6度〜10度)「仮面」 仮面を演じる
求められる人間像を、いかに自分の資質とは相反するものであれ、演じきることで、その役割を果たすことができることを実践する。すべての人間の地位や名誉は、本質的なものとは関係がないことを理解する。
水瓶座 8度
美しいガウンをまとった蝋人形が展示されている
蝋人形はひとつの見本で、実体ある生命とは違う。この度数を持つ人は、現実の生活に踏み込む前に、擬似的な現実のなかで、シミュレーションとしてさまざまな可能性を考察し、そこから現実に適用させるアイデアを考えようとする傾向がある。もちろんこの前の7度で、永遠に通用するもっとも普遍的な生き方へのあこがれが強くはたらいたために、ものごとを考えるにも、世俗離れした、抽象的な理論的なところから考えていくという傾向を示すことになるのだ。現実離れした美や、理想的なアイデアを考え出し、それが社会に実際的に適用できるものかどうか、あまり構っていない。人形は偽物だが、いかにも美しい姿をしている。想像のゲームのなかで、理想的な人のあり方を探す。またシンボルにあらわれたイメージどおりに、人形(マネキン)に関係したもの、美容とか、服飾などに関係する人も多い。