No. 2/72区分(牡羊座6度〜10度)「象徴」 始源的な概念を理解する
何かを理解するときに、シンボリズムや抽象概念でつかもうとする。数学的なセンスに優れた人も出てくる。相変わらず現実離れはしているが、人生への哲学的な価値を認識する。
牡羊座 10度
教師が伝統的なイメージに対して新しい象徴的な形態を与える
6度からはじまった五角の主題は、抽象的な理解力の育成であったが、ここではものごとを抽象的な姿のまま、すなわち象徴として読む技術が発達し、これが生き方に強い影響を及ぼし、人生に対する姿勢が、手に入れた知識によって大幅に変化を受けるタイプを意味している。例をあげると、気学などは、人間や宇宙の事象をすべて8つとか、9つの象意であてはめて考える。西洋占星術だと、10個の天体にすべてあてはまる。このように、漠然とした人生を、ひとつのシンボリックな形で理解し、統合化するという傾向がこの度数で見られる。数霊のように抽象的概念で人生の諸事を分析・判断する能力もあり、数学者として有能な人も出てきやすい。