No. 6/72区分(牡羊座26度〜30度)「自覚」自分探しはやがて結論を見いだす
自分は何者か、という自己探求が結論を迎えようとしている。実際面では多くの失敗を繰り返すが、この失敗は自覚を生み出すので大切な事柄でもある。成功が目的ではなく、自己発見が目的だからである。
牡羊座 30度
池のアヒルと、その子供たち
自分の本当の運命や使命を自覚することは、日常世界で満足して暮らすには、どうしても欠かせない問題だ。自分を知らない人は、普通に暮らすということに居心地の悪さを感じるからだ。29度で彼は神秘的で荘厳なビジョンを体験し、この30度で具体的な制限された日常の仕事にもどってくる。これは、自己実現の大きな第1歩、潜在的な個人の能力の可能性は、ここではじめて具体化の方向にむかう鍵を見つけ出すことに成功する。自分の内なる声を聞いた人は、自分の限界を認め、自分になじみある生き方にもどってくる。いろいろ可能性を試した結果、自分にはやはりこれしかない、という「古い池」に回帰するのだ。海にあこがれても、自分は池に住むのがふさわしいと自覚する。なにが一番重要か、なにが自分にできるかを厳しく選別して、牡羊座の総決算をする。落ち着いて自分に課せられた務めを果たそうと考えている人だ。