No. 22/72区分(蟹座16度〜20度)「展開」 自己と世界の構造的な関係
現象世界やいかなる物質的な事柄も、心の象徴として現われていることを知り、自分と世界の関係をもう一度、自分の内的な動機から捉えなおす。
蟹座 19度
結婚の儀式を執り行う司祭
社会を構成する人間の基本的な単位は、男女のセット。これが陰陽の両極化の具体的なあらわれだ。これに対して、第3の超個人的な意味づけを付与すると、人生は非常に意味あるものとなる。結婚式の儀式で、男女に特別な価値を与えようとするのが司祭だ。これは実人生に対して、象徴的な価値を見つけ出す能力の度数だ。生活は聖化される。司祭は、実務的な生産性をもっていないが、社会や集団のなかでの「ハレ」の場面に立ち会うことにのみ、社会参加の可能性を手に入れる。この度数の持ち主は、こうした特別な精神的な仕事を通じて、あるいは特殊な役割をもって社会参加する人だ。お祭りというハレのときにのみはたらくテキヤなども、この度数に関係しているといえる。人生のなかの重要な「転換期」を見つけ出すのがうまい。そしてそれを利用できる人。聖職者にも関連。