No. 19/72区分(蟹座1度〜5度)「復活」 情感の再生。新しい地図
個人の能力を放棄して、共感力を発達させることで、人生の新しい未開拓の領域に乗り出す。このために一度個人のエゴが失われる体験をする。個の敗北は、ここでは新しい勝利を導く。
蟹座 2度
魔法の絨毯に乗った男が、大地の巨大な区域を飛び回る
より高いレベルのものの見方を獲得して、自分の意識を拡大し、いままで見えなかった風景を観察する。ものごとの全体を観察するには、知性が新しい地平線を探索するよりも、むしろ、既存のある種の安定したものの見方を受け入れることで、人はより真実で広大な意識を獲得する、とルディアは指摘している。この場合、蟹座のはじまりは、個人の知性のオリジナルな視野ではなく、ある種の集合的な観点を受け入れる(陰の力へと交換する)ことを暗示するので、そのなかで、個人は個人の知性の探索のあがきをやめ、むしろ安定したものの見方に入るようになる。2次元的な拡がりでの不確定な探索をあきらめることによって、意識の3次元のなかで高まりを獲得することを理解する。未来予測に関する確かな能力がある度数の人だ。伝統的な、多くの人が使っているものの見方を通じて、ものごとの全体を眺望できる能力。