No. 20/72区分(蟹座6度〜10度)「犠牲」 新しい生存のための犠牲と構築
まだ未発達の自分の愛情や共感を育てるために、新規の巣作りをする。人に自分の気持ちを理解してもらうことの困難と戦い、信念を明確にする。
蟹座 7度
2つの自然霊が月光の下で踊る
この世界には不可視の存在が多数あるといわれている。この目に見えない世界に関心がむかう。あらゆるものの背後で、神秘的な力がはたらいていることを実感的に理解し、そうした存在たちと共に生きようとする。蟹座の守護星は、月だが、この度数はとくに月の影響に関係した不可思議な原理を知る度数だ。夢と、日常の現実感覚の違いなどにも詳しくなるだろう。想像力が大変に豊かになる。6度からは創造的な構築にささげられる犠牲をあらわすので、ここでも自分の新しい心の創造のために、物質的な身体を持たず、心のなかにだけ存在している。神秘学の専門用語でいう「アストラル界」の体験を拡大する度数だ。これがその人の感情や情感を大きく変えてしまうことになる。月の光になじんでみよう。