No. 20/72区分(蟹座6度〜10度)「犠牲」 新しい生存のための犠牲と構築
まだ未発達の自分の愛情や共感を育てるために、新規の巣作りをする。人に自分の気持ちを理解してもらうことの困難と戦い、信念を明確にする。
蟹座 9度
小さな裸の女の子が、魚を捕ろうとして、池の前でかがみ込む
つかみどころのない生命に対して、理解しようと、少女のように内気に、生命に歩み寄ること。ウサギは知識を探究せず、まず模倣する。こんどは、少女は理解しようと、相手に手を伸ばしはじめる。少女はまだ社会的な自意識とか大人の知識がなく、彼女が手を伸ばすとしたら、まさに純粋な関心による素直な行動だ。神秘的に見えるもの、素早く動くものに対する好奇心を満たそうとしている。なかなか意識的にはつかまえることのできない、生命の意味の最初の理解に到達しようと一生懸命な姿。この度数では、情操の基本的な要素が発達する。人に対する見方も素直になる。自我の再構築の過程のなかで、心が純粋な形で生き生きと再建される。