No. 26/72区分(獅子座6度〜10度)「破壊と創造」 創造と破壊の感情
個人の創造衝動を判断材料にして、古い社会の習慣を破壊し、そこから脱出しようとする。作っては壊し、作っては壊しという行為のなかで、自己形成する。
獅子座 7度
夜空に輝く星座
社会的な価値が時代とともに変遷し、社会のなかには恒久的な価値などなにひとつないことに気がついた人は、いつも変らない恒久的な基準を求めようとするようになる。頑張ってつくり上げた社会的なステイタスも、次の時代にはすぐに無価値になるからだ。夜空を見る体験は、つねに恒久的なものに心をむけさせる。永遠について考える。ほとんど変化しないパターンの星の集団は、つねに変わりつづける流行と社会的な理想の流れとは反対のもので、そうした永遠を感じさせる遠い光景を見ているうちに、精神のなかに、力強い沈黙が獲得される。この度数の持ち主は、永遠とか恒久的なもの、変らない価値にあこがれ、実生活での努力を放棄することが多い。