No. 26/72区分(獅子座6度〜10度)「破壊と創造」 創造と破壊の感情
個人の創造衝動を判断材料にして、古い社会の習慣を破壊し、そこから脱出しようとする。作っては壊し、作っては壊しという行為のなかで、自己形成する。
獅子座 8度
共産主義の活動家が、自分の革命的な理想を広める
永遠性を感じさせる価値や思想を、現実の社会にもち込もうとする試み。階級のない自由な社会体制という夢は、社会に対して混沌とした無政府状態をつくり出す方向へとむかう。いずれ、新しいタイプの社会への再組織化のための土壌をつくり出すだろうが、ここでは無秩序な破壊的な願望として表現されることが多い。この破壊のための力は、獅子1度からもたらされているので、強力なインドのシバ神に似た特徴をもっているといわれている。基本的には改革が目的ではない。混沌とした状態、永遠性へもどりたいというむやみな衝動だ。だがこの度数の持ち主を見るかぎりでは、その考え方の破天荒さに魅力があることも事実だ。