No. 39/72区分(天秤座11度〜15度)「研究」知性の伝達に必要な工夫、探究の方法
客観的な知識の獲得と、その伝達、教授すること、研究すること。あまりにも深く集中する傾向の人も多いので、意識と潜在意識のうまい利用法を確立し、自分特有の学習リズムを獲得しなくてはならない。
天秤座 14度
真昼の暑い時間帯に、男が昼寝をする
いくら考えても解決できなかった問題について考えるには、潜在意識の協力を必要とする。テーマに集中した後で、昼寝すると、ある種の意識の潜伏期を経て、目覚めたときにふっと解決策が浮かぶ、という体験。異質ななじめない知識も、こうすることで、脳に完全な形で消化される。これは右脳と左脳、つまり自我と潜在意識をうまく共同的に扱う技術だ。このために、忙しくはたらく現代人の生活と、こんどは夢のなかを漂うような休息の場を交互に行き来する生活姿勢が必要となる。対向は、牡羊座の14度だが、この天秤座でも同じように、意識と無意識という対立要素を結びつけることがテーマだ。この人がものごとを理解するには、時間がかかるが、それは表面的ではなく、真に理解しようとするからだ。