No. 37/72区分(天秤座1度〜5度)「人格」 変容の過程
自己をあたかも他人から見るかのように認知する。ひとつの個性の標本として、自分も他人も、公平な価値を持っている。この個性から、新しい人生が開けてくる。
天秤座 3度
新しい日の夜明けが、すべてが変わっていることを明らかにする
ルディアは天秤の1、2、3度を変成のプロセスの三位一体と解釈しているので、この3つの度数を引用してみよう。
(1度)不死の完成形態を体験する。
(2度)「形と名前を超えたところ」に到達するために、形態にかかわっているエネルギーを解放する。
(3度)新しい創造活動により、エネルギーを再び具体化する。
天秤座3度では自分の周囲の状況があらかた違うものに変わっていることに、ある日はたと気がつくことになる。習慣にしたがう日常の意識はこうした深い動機に無自覚なことが多く、気がつくと、状況はまわりのほうから先に変化している、ということが多い。生き方をはっきりと変えなくてはならない。心機一転生き直すという体験がここでは多くなることを指摘しておこう。