No. 38/72区分(天秤座6度〜10度)「願望」 理想を実現化するときに現れる反動や否定性の処理
願望を実現する。この実現という行為に出た瞬間に、必然的に生じる否定的な反撃をいかに処理するかに、多くの時間を費やす。
天秤座 8度
人の住まなくなった家で燃え立つ暖炉
永遠に再生する再出発の希望。7度で反動の側に負けてしまった個人は、もう一度本来の積極的な希望ある努力にもどる契機が何度も訪れる。主人のいない家でも、いつまでも暖かい暖炉が燃えているという象徴で、7度で受けた心の傷は徐々に修復されていくという度数だ。やり直し。軌道修正すること。より大きな包容力に出会うこと。傷ついたわれわれ個人の姿勢そのものや傷口を直接追求することなく、もう一度やり直しをして、回復を待つという意味も。核心部分にはしばらく触れないままで、なにかを努力しつづけること(主人のいない家にもかかわらず、暖炉を燃やすこと)。対向にある牡羊座8度の、霊的な教育ということを考慮に入れれば、もう一度精神的な問題について、学習をあらたにしなおすという意味がある。しかし、天秤座7度とともに、この流れはオカルト的なエネルギーをあらわすので、心霊的にきわめて敏感な体質であることに注意しなくてはならない。