No. 69/72区分(魚座11度〜15度)「試験」訓練された組織の一員として
シークレットな価値を持つ組織や団体に奉仕し、このなかで自分を作り替えていく。特定のものに対して奉仕することで、生まれ変わる。
魚座 13度
博物館に展示されている、数々の戦いで使われた古代の剣
個人が所属する組織、企業、またある伝統のなかで、この度数の人は、そうした組織のために献身的にはたらき、その組織全体の意志を代表するような立場に立つ。集団の力が、個人の意志を通じて力を発揮する。剣は意志の印。彼はより大きな、個人としては身に余るような強力な力の通路として生きることになる。たとえばアーサー王が剣をもったとき、人類の集合無意識の力の中心的な通路となった。こうしたなにか大きなものの代表あるいは窓口としてはたらく個人を暗示している。背後に隠れているのは、乙女座の13度、集団ヒステリーを鎮圧する政治家。意志を通じて混乱する世界を秩序化するカリスマだ。この度数を持つ人は、自分がなにの意志を引き受けているのか、慎重に考えなくてはならない。