No. 51/72区分(射手座11度〜15度)「神殿」人の基準を古代の知恵に求め、偉大な進化を夢見る
人間の精神の偉大な可能性についての尊敬と探求心。古代から続く精神世界としての価値に対する再評価。
射手座 11度
古代の神殿の左側の部分で、ランプが、人間の形の容器のなかで燃える
教育によって誤った認識を植えつけられたわれわれが、もう一度本来の深い知恵にもどろうとするときに、参照すべき基準は、古代の神殿だ。生命の原初的な健康さとしての肉体性、ひとつの懐かしい形を求める。われわれの身体には、古代からつづく偉大な伝統が根付いていて、これらの知恵を回復させたいと願う。シンボルで使われている左側という言葉は、無意識のはたらきだ。無意識の情報源をフルに活用して、恒久的な真実を求めようとしているのだ。この11度から、15度までは、非常に勉強熱心になり、探求心が強く発達する。傾向としては、精神世界と、いままでの一般的な知識をすべて総合する「総合科学」のようなものに対する強い関心だ。考古学に対するセンス。いわゆる古代の英知というものにあこがれている。