No. 51/72区分(射手座11度〜15度)「神殿」人の基準を古代の知恵に求め、偉大な進化を夢見る
人間の精神の偉大な可能性についての尊敬と探求心。古代から続く精神世界としての価値に対する再評価。
射手座 13度
未亡人の過去が明るみに出される
ある周期とか、ある生活のサイクルが終了して、次の新しい生活がはじまったときに、かつて古いときに未解決だった問題があらためて復活してくる。それは以前は、まったく意識できず、漠然としたものだったかもしれないが、新しいサイクルに入ったときにはじめてそれが問題であることに気がつく。新しい出発に際して片づけねばならない、というよりも、新しいサイクルに入ってから、新しい見方のなかで、はじめて難問にかわる問題を片づけねばならない度数だ。だが、この未解決の素材に真剣に取り組むことで、初めて、新しい生き方が実質的にはじまる。11度が古代の神殿の知恵、12度がそれを啓蒙活動に使うという流れで見ると、13度は、古代の知識を現代にもち込んだときに発生する諸問題を、現実の生き方にあわせて、いろいろと調整しようとする意志をあらわしている。