No. 52/72区分(射手座16度〜20度)「生存」 未来に生き延びる知恵
社会的な集合性のなかで、価値を失ったり、また価値を取り戻したりという個人の能力と主体性を、強力に再生する。
射手座 19度
人々に脅かされたペリカンが、自分の子供たちを育てるために、より安全な場所を探す
これは危険な意味を暗示している。18度で、危険に無自覚な子供たちの危機を保護できたが、いまや生き残るためには、違う場所を探さなくてはならない、という緊急状態を暗示している。ペリカンは、珍しいくらいに子供を大切にする鳥であり、この度数を持つ人は、絶滅に瀕している環境のなかで、生き残るための新しい解決策を考えなくてはならない。という立場に遭遇しやすいだろう。それが小さなことであるのか、大きなことであらわれるのかは惑星の種類などで類別すべきだ。18度が危機に対する正しい判断力を意味しているのに対し、19度はサバイバルに関しての対策を考える度数だ。動物保護などもこの度数に関連すると思うが、人間の可能性が小さな芽の段階でつぶされそうだというときに、その可能性を育てるため、ひとりでいろいろと対策を考えるという性質が見てとれる。自分の子供が難病に冒され、それを解決するために苦労するなどの例。