No. 54/72区分(射手座26度〜30度)「代表」社会の中での代表的な活動
社会的な精神水準を高度に発達させるのは、個人個人の勇気ある努力。真に社会に貢献する能力を開発することに主眼が置かれる。
射手座 29度
太った少年が、優雅な郊外の通りに面した自分の家の芝生を刈っている
太った少年は、社会生活の上での贅沢さ、放縦を暗示していて、彼は家の芝生を刈るという作業を通じて、芝生という自然を美しく保ち、また家というステイタスを保持する作業についている。自分の属する社会に対して利益をもたらす建設的な仕事をつづけることで、社会的な尊敬を獲得し、また自分の健康をバランスよく保つことを意味している。これは比較的平凡な能力に見えるかもしれない。日々必要とされる平凡な仕事をつづけることで、少年は危機状態も感じないし、太っている。ひとつの小市民的な生き方も、ここにある。28度の必要性という素朴な観点にもどると、自分にできることは、こうした身近な、自分の属する社会に対する直接的なはたらきと貢献だけかもしれない、と自覚する度数だ。