No. 49/72区分(射手座1度〜5度)「戦闘」 自由な魂の戦う力を思い出す
個人が持つ能力を人とぶつけあうことでもたらされる新しい進化。依存したりされたりする関係のなかでは決して生まれることのない、自発的な社会参加への意欲。
射手座 3度
チェスをする2人の男
チェスは、了解の上で2人の人物が戦いのゲームをすること、あくまでゲームなので深刻さは感じられない。実人生でなく、盤上で、状況を推理し、深く考え、戦略を考案する、という行為のなかで、自分のことも含めて状況を客観的に観察できるような、冷静な能力が発達してくる。個人的な感情にふりまわされず、ものごとを明確に掌握できる才能。状況を全体的に把握し、対策を考えるという姿勢は、ある程度このチェスのように、戦い相手がいて、互いにしのぎを削るような場面でないと、なかなか育成されない傾向があって、たとえばウォーゲーム的なテーマで、コンピューターのCRT上で、シミュレーションゲームをしてゆき、そのなかで実人生に参考になりそうな知識を得る、という生き方の傾向も指摘できる。象徴どおりに、ゲーム機械に関連した仕事がよいともいえる。