No. 54/72区分(射手座26度〜30度)「代表」社会の中での代表的な活動
社会的な精神水準を高度に発達させるのは、個人個人の勇気ある努力。真に社会に貢献する能力を開発することに主眼が置かれる。
射手座 30度
信者を祝福する法王
射手座は「永遠の哲学」を追求する星座であり、個人を超えた価値を求める。現実的な社会で、この永遠の哲学の表象として生きるとすれば、どこか宗教的になったり、教祖的な生き方になる傾向は否定できない。目に見える世界で、目に見えないものの価値の維持者として生きる。人間の集合的な願望を、ひとりの個人が通路となることを引き受けたときに、彼は偶像的な存在となる。ある文化や霊的な潮流の代表として、顕教的存在者となる。背後にあるのは双子座の30度だ。これはそのとき、そのときの人々の主観的な好みや流行を追いかけ、その願望の具体的な達成イメージとして、水着の美女というシンボルが与えられているのだが、対向の射手座は、もっと深い集合的な関心の焦点的な存在として、やはり目立つ位置に立つことを示している。