No. 46/72区分(蠍座16度〜20度)「受容」 受容性を発達させる
すべてを受け入れようとする姿勢が、その人を大きく変えていく。自分から変化を作り出すことはないが、受け入れるものによって、自分の未来が変化する。
蠍座 18度
多彩な色で輝く森の小道
人生のなかで、霊的な光が輝いている生活をしている人は、平坦な道を歩く。いかなる自然周期に対しても、優位に立つ状況。周期的な死を乗り越える力。この度数の持ち主は、とくに激しい仕事や、強度に集中的な努力を発揮した後で、急速に開かれていくオープンな心というものが、人生のなかで非常に重要な体験項目となるだろう。集中と弛緩の繰り返しが、大きな可能性を開く傾向がある。16度から、受容性の流れのなかにあり、外面(16度)に対しても、内面(17度)に対しても受容性を発揮すると、あらゆるもののなかに、超越的な意識が平均的に浸透してくるようになる。そこに関心が集中するので、宗教や瞑想家が「悟り」と呼ぶ境地に対して、強い関心をいだく傾向が強い。実際多くの実例から見れば、蠍座16度から、20度までの帯域は、精神世界とか修行とかに関連した人が圧倒的に多いのも事実だ。