No. 47/72区分(蠍座21度〜25度)「反逆」荒々しい衝動をどう処理するか
心のなかに渦巻く、荒々しいエネルギーを実生活のなかでどうやって生かすか。異質なものを、これまでの生活のなかに取り入れる工夫
蠍座 21度
自らの良心に従い、兵士が規律に抵抗する
蠍座の受容性が発達した周期が終わると、いまさらながらのように、こんどは反対の資質が目覚める。これは反抗心とか、社会的な暮らしのなかでは満足できない荒々しい感情や衝動が吹き出してくる度数だ。規律に従わなくなるのは、規律のなかでは満足できない衝動が自らのなかにあることをはっきり認めてしまうためだ。社会や環境は、個人に対して強い支配力をもっているので、個人が自分の意志を主張することで、社会が折れることはありえない。困った事態になるかもしれない。だが、それを受けとめる決意がすでに存在する。たとえ不利になっても、自分の意志と主張を明確に表明する。環境にそまらないこと。集団生活には不向きな面があるのはいうまでもない。