No. 7/72区分(牡牛座1度〜5度)「運命」 運命の実践
遺伝的に与えられた能力を最大限活用する。運命づけられた人生のコースを歩むことで、報酬を手に入れる。選択の困難な出来事が多く起こるが、それを無条件に受け入れることが課題。
牡牛座 1度
清らかな山の小川
牡羊座の全過程を通じて探し出すことのできた、自己のあるべき姿は、牡牛座で純粋に具体化された生き方として定着する。牡羊座30度の、あひるの池の水は、こんどは山の上から下界に勢いよく流れ出すのだ。自分のなかに潜在していた資質がいかなるものだろうと、課せられた運命というものがあって、その運命を強制的に実践しなくてはならない。この度数では、避けることのできない体験をする、ということが指摘されている。山は象徴的に、小さな意味では人間の自我をあらわすし、大きな意味では、個人が従っている霊脈をあらわしている。ここから力が流れ出て、その人の個性がその個性にふさわしいと思えるような生き方にいやおうなく投げ込まれるのだ。躊躇したり、立ち止まったりできないし、この度数を持つ人は成就しなくてはならない使命がある。