No. 10/72区分(牡牛座16度〜20度)「個性」 新しい個性を確立するための哲学的な戦い
他者のまねではない、真実の哲学的な価値を探求しようとする。模倣をもっとも嫌うので、しばしば気むずかしいが、最終的に独自の個性を確立する。
牡牛座 17度
「剣」と「たいまつ」の象徴的な戦い
伝統的な教師からなにも学ぶことができないことを自覚した魂は、彼自身の方法で戦う準備をする。霊というものは、それだけでは、個人の本当の生き方の鍵とはならない。それを知っているのは、人間が生活する上で行使する具体的な意志力や知性だ。個人に内在する霊と、生活のなかに埋もれた意志は、どちらも片方だけでは半欠けのものでしかなく、この2つが協力してはじめて霊肉二元のような象徴的な葛藤を繰り返しつつ、新しいその人の生きた価値を形成することになる。ここには終わることのない交流があり、休むことのない、自分の本当の生き方を問いつづける聖なる戦いがある。優れた教えを知ったからといって、それと自分とはまた違うということを、深く自覚。新しい価値の発見が生きた生活のなかで訪れる。非常に哲学的な人であるといえる。