No. 12/72区分(牡牛座26度〜30度)「消費」社会の文化的産物を、人はどのように消費するのか
物質文化の豊かな開花を楽しみ、この伝統的にして、長い歴史のなかで培われた文化、芸術などを背景にして、自分の活動方向を発見しようとする。
牡牛座 29度
テーブルを前にしてはたらく2人の靴直しの職人
靴は対外的な歩みの象徴だ。28度の女性は、靴が古びたことを訴え、古い靴を捨てようとしている。だが、ここでは靴を直して、もう一度使おうとする。靴の直し方は、いろいろある。別の観点から見ると、別の直し方がある。そのような複数の可能性でものごとを見てゆき、多角的、効率的に発展していくありさまだといえよう。一見、価値がなくなったものも、よく見ると、新しい可能性がある。粗大ゴミで捨てられていたものも、別の用途から考えると、可能性に満ちた素材として目に映る! 古い素材を捨てるのでなく、つくり替えることで、新しく見直すこと。28度では、自分は変らず、対象が変わった。ここでは、対象は変わらず、自分の姿勢が変わるのだ。工夫しながら、楽しく生きることのできる人。リサイクルなどに関係がある。