No. 36/72区分(乙女座26度〜30度)「弟子」「個」としてのあり方を純化して、神聖な世界へ
個人でできることのすべてを終えると、もっと超越的な力の介在への憧れが生じる。ここから宗教的な心が芽生える。限界を認知することで、より大きな可能性が開かれることを自覚する。
乙女座 26度
香炉をもって、祭壇のそばにいる神父の侍者を務める少年
自分の理解を超えた事柄を学ぶため、徒弟のような立場に立つ。徒弟というよりは、これはデッチ奉公のようなものだ。右も左もわからない未知な世界では、まず参加することに重点がおかれる。学習するにも、まず慣れる必要がある。著者が観察するかぎりでは、この度数の持ち主に、精神世界や、宗教的な活動に参加する人は多い。神聖な力がはたらく場なり組織なりに、参加することで、自分にその影響を取り込むことなのだ。社会的にできることがすべて25度までで完成したら、新しい進化の道を求めて、もう一度徒弟としての少年にもどるのだ。神秘的なことを学習するため、どこかに参加すること。