No. 31／72区分（乙女座１度〜５度）「識別」 自己を外側から見つめる

物事を外面的に識別し、ここから乙女座の基本的な分析力、識別力を発達させようとする。あまりにも識別に重点を置いた結果、全体性を見失う危険性があるが、物事の差異を認識するなかに、自己の価値が築かれていく。

乙女座　５度

自然霊や通常は見えない霊の代理者の存在に気づくようになる人間

日常の生活のなかで、あらゆるものの形、名前、事物がどうやって形成されているのかなどに関心がある乙女座１度は、結論として、これらが生み出される過程を理解し、見えないものがしだいに形になるプロセスを漠然と理解する。物理的な特徴を超えた自然界の原理について、シンボリックな形でそれを認知しようとする。この度数の人は、分析的な心によって、ものごとに名前と形を付与しようとする傾向が見られる。ものの名前はひとつの精霊のようなものだと直観する。名前や形が独立して生命をもつようなイメージに執着する。童話的、ファンタジー的な創作のセンスとしてあらわれる人もいる。