敦子さんによるサニー・ランドレス・ライブ・レポート&インタビュー
Sonny Landreth Live
At Caucus Club in Austin, TX Mar.16, 2000

濃い一日でした。

オースティンに行きしな、家を出る頃になって雨が降ってきた。
昼間はタンクトップでちょうどやったのに、雨が降ってからジャケットが必要になった。
温度差20℃はあったやろうなあ。

だんだんきつくなって、途中、バケツをひっくり返したような雨と雷。
あまりに凄かったので、途中一休み。
再びドライヴし出したら、今度は雹(ひょう)が降ってきた。
直系1センチくらいので、それほど恐ろしくなかったが、もうこの後何が降ろうが驚かんぞ!と思う。
ワニが降ってくる。(うそ)

あまりに凄いんで、帰ろうかなと思いました、マジで。
けど、Sonny 見なかったら Takuya さんに首絞められる、と思いなおして行きました。(またうそ)
雨の音に負けんように、BeauSoleil がんがんかけながら運転してたんやから。
(このバンドは私にとってリラックス効果と元気付け効果の二つがある)
けど、ホンマ怖かった。

気を取りなおして。
私は Sonny さんを計4回見てるが、なんと彼のソロからの曲をナマで聴いたのは、今日がはじめてでした。
なんかやっと、って気がしました。
Sonny さんは前回見たときと同じジャケット着てた。
ちなみにシャツは初めから外に出してたので、(Ry Cooderのようには)ずり上がってきませんでした。

会場に着くと、それ(Caucus Club)は本当にちっちゃいクラブ。
メインの会場がステージの3倍位しかない。
7時から 9時までは、メインの会場の反対側にある部屋でのプライヴェートのパーティーでした。
・・・行かんで良かった。
けど、あとで入れなくなると困るので、9時前には入りました。
貼り紙に、プレス・パスのある人以外撮影禁止って書いてある!どうしよう?
カメラ車の中に置きに行こうかなあ・・・・・けど、やっぱり持っとこう。
入場は15ドル!!高いやんけ、高いやんけ!たった一時間の為に。
Sonny の前に出るのはどうでもええんかって?そうや!どうでもええ。
結果。3バンド、聴いてたらそれ程悪くはないが、けどCDは買わんやろうね。
これも Sonny を見たら報われる苦労としよう。

会場が寒くて、困る。
予定では4バンド出た後 Sonny やったので、
3つ目が終わった後、4つ目のバンドの時に間場所取りしようと前に行く。
そしたら、MATCHLESS や DEMETER のコントローラー(っていうの?)出して来たり、
スライド・バーとサム・ピックの立ったスタンド出して来たり、
こりゃどう見ても Sonny やで、って雰囲気になってきたら、そうやった。
あ〜早めに行っておいて良かった。
ただでも私は背が低いので(155cm)、前でないと見えません。

SXSW CAUCUS CLUB, AUSTIN 3月16日(17日)0:50 - 2:00AM
_1. Z-RIDER (インスト・新曲)
_2. SHOOTING FOR THE MOON
_3. PARISH LINE
_4. SOUTH OF I-10
_5. BROKEN HEARTED ROAD
_6. YOKAMOMA
_7. IOANA (インスト・新曲)
_8. BLUES ATTACK
_9. KEY TO THE HIGHWAY
10. CREOLE ANGEL
11. BAD WEATHER
12. OUTWARD BOUND
13. CONGO SQUARE
14. BACK TO BAYOU TECHE
使用ギター

1,2,3 - ストラト、サンバースト(トリロジー付)
4,5 - レス・ポール
6,7 - ストラト、サンバースト(トリロジー付)
8,9,10,11,12 - ストラト、黒
13 - レス・ポール
14 - ストラト、黒

セッティングに時間かかって、始まったのは12時45分くらい。
3ピースのバンドで、ベースは Dave Ranson 、ドラムは・・・紹介なかったような・・・
額がとっても広い方でした、禿げているとも言うか・・・

その瞬間は見ていなかったんですが、Dave のベースの弦がステージが始まってすぐ切れました。
ギターTech の人が弦持って飛んでいって、いつ張り変えたのか知らんうちに張ってた。
(Sonny 見るのに忙しかったからか?)ベースの弦って、余り切れないんですけどね。

Caucus Club の中は、変なレイアウトになってて、ステージ向かって左側がバー、
その向こうには、出入り口に面した部屋も見えて、そこにもお客がいるんですね。
その部屋からは、私のいたとこは遮断されてはいるが、ステージが見えるっていうか・・・
Sonny さん、ステージの途中で、ひざをついてバーの向こうの部屋を見て、
「そこ、退屈そうやねえ!どないしてる?」と言うてはりました。
ちょっとおちゃめ。
時々おやぢギャグに近いのも飛ばしてたなあ、と思ったけど、詳しくは覚えてない。

やっぱり自分のソロの曲を演る時は、彼のギター・テクニック全開って感じですね。
人のバックで演ったり、客演している時とは気迫が違う。
動き方まで違う。
BeauSoleil に客演している時なんかは、リラックスした感じで、それはそれで良かったんですが。

終わってから、Dave はうろちょろしてたんで、ちょっと話を聞く。
New Olreans JazzFest のJohn Hiatt のステージでは、Sonnyと一緒にバックをする予定にはなってるらしい、一応。
彼は、Lil' Band of Gold でもベース弾いてるそうで、そちらのスケジュールの都合から、春のフェスティバルでの Traiteurs(Sonnyが参加しているバンド) には参加しないらしい。
(一部か全部か本人も定かではない様子だが・・・)
このLil' Band of Gold は、去年のCrawfish Festival にも出てたけど、あんまり覚えてない。
で、今年も出る。
(Daveに)あんたを日本で見た、言うと「スゲー前やねえ」と。

Sonny の新譜の事も聞く。
Daveは、ビジネス関係はあまり知らないようだけど、まだ録音してるらしい・・・
春にリリースは無理やねえ・・・
John Hiatt との共演が Sonny自身の新譜の録音を遅らせてるみたいな事も言うてた。

かなり遅くなってきたので、諦めて帰ろうかなあと思っていたら、Sonny さん楽屋から出てきた。
ファンに囲まれたんで、待ってたらあっちが気づいて来てくれた。

S:「あ、来てたん、どうしてた?」
あ:「忙しいしてました、やっとテキサスで演ってくれたんやね」
S:「やっとね」
:「あ Sonny さん、このサイト(SONNYまん)でなんでも気に入らん事があったら、文句言うて下さいねー」
S:「彼とは連絡取ってる?」
あ:「この頃 E-Mail で毎日話してます、で、何でも(Uncomfortable な事)あったら、言うてくださいねえ」
S:「ないよ、感謝してるよ」
あ:「最近見はりましたか?」
S:「ああ、たまに見てるで」
あ:「あのね、サウンド・サンプルどうですか?Takuya さん、Sonny さんが気に入らんのやないかって気にしてたんですけど」
S:「ああ、そうやねえ、ええよ、別にええよ」(Sonny さん、知ってた。まあ、そんなんええよって感じでした)
あ:「あ、コンピューターお家になかったよね」
S:「もうすぐ入るとこや」

あ:「新譜、どうなってるんでっか??」
S:「まだ録音してるよ、今日こっち来たからちょっと中断してるけど、明日また帰ってスタジオ(Dockside Studio)に行くよ、プロデューサーの Bobby Field もナッシュビルから飛んで来る」
あ:「Mike Postやなかったんですか?」
S:「あ、彼も(彼ともやった、みたいな感じ)やけど、Bobby(R.S.Field も」
あ:「どこから出るか決まりました?」
S:「Vanguard から出ると思う」(確定ではないみたい)
あ:「いつ頃?」
S:「7月か8月頃」
あ:「まだ録音済んでないんですね・・・今日やったのは新曲ですか?」
S:「そう、3曲かな・・」
あ:「2曲聞いた事ないのがあったけど」
S:「あれはインストのCDの方からの曲ね」
あ:「そう、インストもやってはるんやったね、なんやったらいっぺんに全部出しはったら?」
S:「録音しておいて、10ヶ月ごとくらいに出せるたらええな、と思うてる」

あ:「それはそうと、オフィシャル・サイトはどうなってまんねん?」(www.sonnylandreth.com)
S:「6月くらいやね、新譜の発売が決まったら、サイトの方も始めるわ、デザインしてくれてる女性がええのを作ってくれてるんや、期待してて」
あ:「それやったら、ひとつだけでもええから、オープンしはったら?みんな待ちくたびれてまっせえ」

S:「2週間前にマルディ・グラ終えたとこや」
あ:「あ、どっかでプレイしはったんですか?」
S:「いや、プレイはせんかった、Eunice のマルディ・グラ見に行ったよ」
あ:「あ、それ、Feufollet (全員10代のケイジャン・バンド)がでたやつ?」 
S:「いや、Steve Riley やった」
あ:「ところで(1月初めの)クルーズはどうやったんですか?」
S:「Kind of bumpie」(訳せない)
あ:「あ、ちょっと聞きました、お察しします」
S:「うん、まっすぐ立ってるのがちょっとつらいかな、って」
あ:「みんな船酔いしてへんかなあ、て思うてたんやけど」
S:「あ、首の後ろに貼るパッチがあってね、それが効いて大丈夫やった、アレは効くよ」
あ:「自分のバンドで出てはったの?それとも John Hiatt と?」
S:「自分のバンドでも演ったし、John Hiatt とも演った。(もう1バンド、メモしてなくて忘れた)
そうそう、Delbert Mclinton とも・・・けど、ちょっと長すぎるわ、あのクルーズは」

S:「また Crawfish Festival 来るの?」
あ:「ええ、ホテルは押さえてあるんやけどね・・・車の調子があんまり良くなくてねえ・・・
行くようにがんばってるんやけど」
S:「5日に出るよ」
あ:「5日?6日と違いますか・・・ここにスケジュールあります」(持ってた手帳を開ける)
S:「あー、あんたの方がよう知ってるなあ、(スケジュール見て)そう、6日やね」
あ:「ところで、6日に T-Mamou がフロリダの予定入ってるみたいなんやけど」
S:「?」
あ:「Al Berard (Traiteursのフィドル)のいてるバンドですよ」
S:「ああ、その辺は間際までどうなるかわからんよ、けど、彼(Al)いてなかったら、出来へんなあ」
あ:「代わり、いてないですか」
S:「Al が歌うてるでしょ、僕フランス語出来へんから、歌われへんし」
あ:「訳すとか・・・」
S:「辛うじて、ね」(Barely)

あ:「今日家から来はったんですか?」
S:「そう」
あ:「車で?」
S:「いや、飛行機で飛んできた、で、明日飛行機で帰って帰ってまたレコーディング・・・4月29日(と言うたと思うが、 30日やねえ?)、Grant Street(ルイジアナ州ラファイエットのクラブ)に出るよ」
あ:「で、今週末も Grant Street 出はるの?」
S:「ああ、そうそう、Sit-In するよ」
あ:「それ、ネットで放送するかなあ・・・」
S:「さあ、それは知らんなあ」

S:「それであんた、この週末はどんなバンドが(SXSWに)出るかチェックしに来たん?」
あ:「ううん、今日だけ」
S:「サン・アントニオに住んでたよね?」
あ:「そうです、覚えててくれはったんやね・・・今日ドライヴして来たんやけど、大雨は降るは、雹は降るはで、もうやめて帰ろうかと思ったんやけど、そんなんしたら Takuya さんに首絞められるから」
S:「今日はこっち泊まるんやろ?」
あ:「今から帰りますよ」
S:「そんな・・・泊まったらええのに、危ないよ・・・気ぃつけて帰りやぁ」
あ:「そらもう、(無事帰って)チビの顔見なあかんし」
S:「そやね、またそしたら Crawfish Festival で会おう」

(レポート:谷口敦子)
Photo Gallery #13に写真掲載

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