20世紀を歩く

☆1911年・国産機初の公式飛行に成功☆

 1911(明治44)年、所沢飛行場で国産機初の公式飛行に成功した。現在、ここは日本の航空発祥の地として所沢航空記念公園になっている。園内の所沢航空発祥記念館では、古典機の展示からジャンボやヘリコプターのシミュレーターなどが常設。初の公式飛行に成功した会式1号機をはじめヘリコプターやセスナ機などを展示。一部の機体は実際に中に乗り込むことができるというマニア感涙の施設だ。自衛隊のヘリコプター(バートルV-44)など、こんな機会でもなければ、あとは遭難でもしないかぎり乗り込めないだろう。

  

  

 もとが飛行場だけに、公園内には野球場、芝生広場、野外ステージ、川や池などが配され、大型輸送機が一機丸ごと展示してあったりと、スケールが大きい。これからの季節、お弁当持参ででかければ、ハイキングがてらたっぷり楽しめるだろう。


◆所沢航空発祥記念館◆
埼玉県所沢市並木1丁目地内
TEL0429-96-2225
西武新宿線航空公園駅より徒歩10分
9:30〜17:00(月曜休館)

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