
美術系の展覧会にありがちな、しかめっつらをしながらうんちくを垂れてしまうそれとは違い、また「ほー、これが黄金のなにですか」というような、一目見よう的展示会とは違った、観客の姿がそこここで見られた。


「ふー、やっぱり日本家屋はなごむゼ。
ちょっと弥生系入ってるけどね」

こちらはいわゆる「お雇い外国人」が収集した魚の標本。
当時は、魚河岸に出向いてめぼしいブツを購入するのが日課、という学者もいた。
土産物屋の店先から、新種の貝が、しかも魚でいうとシーラカンス級の貝が
「発見」されたこともあるというから、河岸や土産物屋もあなどれないのだそうな。

あまりに数が多くて、目が疲れたそうだ。
「サングラスかけてきてよかったよ」