2003年にいただいたメール
hideさんからのメール2 2003年10月5日
Camel Fanのhideです。実は,TB2003と他のCDを一緒にAmazonで注文したため,先程ようやく届いた次第でして。。。開けてまずびっくり げっ4枚組やんけ!? そうです,TB2 & 3 & 2003 & DVDセットでした。 小心者の私はネットショッピングするとき,ビールを飲んで勢いをつけてから,注文するのですが,少々飲みすぎてたようです。でもまあ,TB3は買って無かったし,DVDもPALだったけど,何とか再生できたので,とりあえずほッといたしました。さて,本題のTB2003ですが、 私も歳が歳ですからCamel以外のことでは,そうそう興奮したりすることは無いのですが,久しぶりにアドレナリンが体内を駆け巡りました。良いです。良いです。いや,良いなんていう表現は不遜です。素晴らしいと言わなければ失礼でしょう。今とは比べ物にもならないくらい貧弱な録音環境の中で 一人の若者が,2000回ものダビングをくり返してまで,追い求めたもの,その真実が今明らかにされた思いがいたしました。唯一の欠点は,「うっ,のっけからベースのエッジが立つぜ!」とか「あっ,ここの音色が違う!」,「エコーが深いぞ!」,「こんなとこに女性コーラスあったっけ?」,といろいろ,考えながら聴いてしまうので,あと,10回くらい聴かないと,音楽だけに集中できないことかも。。。。あっ,それから,ずいぶん発音が巻き舌に変わったことも、ぐるぅあ〜んど ぴあーの〔笑〕日本ではクリムゾンみたいに,常にスタイルを変化させていかないと「progressiveでない」というようなお考えの方が多くて,私みたいなCamel Fanは肩身が狭い思いをすることが多いのですが,一つのことを追い求め高みにのぼっていくとでも言えばよいでしょうか。そういう姿もまた素晴らしいと思うのですが。。。〔ちなみに,クリムゾンも大好きではありますが〕 興奮の中で取急ぎ書いたメールですので,御容赦のほどを ではでは
hideさんからのメール 2003年8月7日
突然メールいたします。プログレ関係のサイトを渡り歩いて,ここに辿り着きました。オールドフィールドは,日本では,それほど有名ではないと書かれていますが,私の感覚では,メジャーな大御所という感じです。。。。特にファンと言うわけではないのですが,改めてラックの中を引っ掻きまわしてみると,LPが4作品,CDが8作品ありました。〜重複ありですけど。。。アルバムレヴュー大変参考になりました。TB2003なんて出てたんですねぇ。聴きたくなりました。たぶん買うでしょう。ところで,今のところ,マイクオールドフィールドの記述はありませんが,Camelもお好きとのことですので,暇な折には,よろしければ,私のHPもながめてやってくださいませ。ttp://www.cisnet.or.jp/home/hide/index.html あっ,そういえばポーランドのバンドAmarokのアルバムNeo WayでCamelのColin Bassが歌ってますけど,これは,マイクオールドフィールド絡みと言えば言えなくもないかな?今後とも御健筆を期待いたしております。ではでは
高木雅春さんからのメール 2003年7月24日
HP拝見しました。私もかれこれ20年来のオールドフィールドファンです。見回してみても確かに彼のファンが身近にいるわけでなく、一人で満足してきました。彼と出会ったのは確か22歳の時(1980年)だったと思います。曲は「Five Miles Out」でした。高校一年の時にエクソシストは見ましたし、「Tubular Bells」が彼の曲であることも知っていました。当時爆発的なセールスを記録したと友人が言っていたのも覚えています。しかし特に興味を引かれるでもなくその後7年間過ごしていました。そして「Five Miles Out」を聞きのめり込みました。そして当然のごとく他のLPも次々と購入し、その都度一喜一憂しながら聞き込み、気がついたら45歳になっていました。(その間LPからCDへとメディアが変わり買い換えを余儀なくされたのは皆さんも一緒でしょう。)私にとって彼のベストアルバムはやはり「Five Miles Out」です。「Tubular Bells」に始まって「Five Miles Out」まではずっと上り調子でこの間の他のアルバムも不安無く聞くことができます。「Drises」「Discovery」と少しずつトーンが下がってきたかな、と思って聞いていました。今「Tr3s Lunas」までは聞きました。もちろん「Five Miles Out」以降も好きな曲はたくさんあります。ただアルバムとして聞くとやはり私にとっての「Five Miles Out」以上のアルバムはないように思ってしまうのですが・・・。私事で恐縮ですがコンピュータはMacを使っています。音楽関係は2年ほど前からすべてPPCに集約してしまっています。(従って我が家にはオーディオ施設がありません)「Tubular Bells 20003」はコピープロテクトCDであり、しかもMacは再生保証対象外になっています。ショックでした。CDショップに行ってはジャケットを眺め、どんな音が入っているのかなあ、と指をくわえる日々が続いています。できればプロテクトをはずしたCD出してくれないかなあ。(無理か?)早く「Tubular Bells 20003」が聞けることができる日が来ることを願いつつ。今後もHPの充実よろしくお願いいたします。楽しみにしています。最後に私は英語が得意ではありません。その中で何とか「Five Miles Out」を訳してみました。おかしなところも多々あるとは思いますが御一読ください。そしてもっと良い訳詞があれば教えていただければと思います。それでは失礼します。Masaharu跡鳥さんからのメール 2003年7月21日
初めまして。突然のメールで失礼いたします。マイク・オールドフィールドで検索してそちらのHPを拝見させていただきました。跡鳥(あとり)といいます。私のマイク(の音楽)との最初の出会いは嶺川貴子さんのアルバムでカヴァーされていた「ムーンライト・シャドウ」でした。(歌の訳詞が載っていて感激でした。ありがとうございます)少し前に中古品で「XXV The Essential 」(日本語解説付)を購入しそれまで全く知らなかったのにすっかり魅せられてしまいました。ぜひマイクのアルバムを集めてみたいと思って思っていますがどこから手をつけたらいいのか悩んでいます。それと私は英語が苦手なのですが、今入手できるものは殆ど輸入盤のようでマイクの音楽はインスト中心とはいえ輸入盤を購入するのに妙に抵抗があるのです(苦笑)「XXV The Essential 」の曲はどれも好きですが特に好きなのがIncantations、Tubular Bells、Tubular BellsVです。それともちろんムーンライト・シャドウ。私はもともと洋楽だとアイリッシュ・ケルト音楽や、あとは教会音楽のような幻想的なもの特に女性の透明な高音ヴォーカルやエスニックなヴォーカルが大好きなのですがインストは飽きてしまうので聴かないことが多かったのです。「XXV The Essential 」は購入後インストばかりだとわかって、最初ちょっとがっかりしたのですが聴き始めたらあまりにも曲が私の好みそのままだったのでとても驚きました。エスニックなヴォーカルにデジタルなサウンドが絡み、壮大な景色をみせてくれるマイクの曲は前からすごく私が聴きたいと思っていたものだったのです。なんだか前置きが長くなってしまいました。すみません。マイク・オールドフィールドのおすすめアルバムを教えていただけますでしょうか?私は趣味でHPを持っていまして、そちらで現在所持しているCDリストを公開しています。こちらもどうか参考になさってください。それではよろしくお願いします。
HP「硝子の砦」
跡鳥
井本さんからのメール 2003年5月14日
はじめまして、愛知県の井本と申します。HP拝見いたしました。文章から感じられる熱意と人柄に感動いたしました。小生は、自分で編集した「オマドーン」A面と「呪文」C,D面しか最近聞いておりませんが、また全作品聞き直したいと思いました。LPなので探すのが大変です・・・最近の作品の多くは未開封のCDのまま棚に眠っています。「DVD」は見ましたし、「TB」のベストは数回聞きましたが、才能は枯れるんだなあと感じ、悲しい思い出があります。他の音楽家とは比べませんが、「オマドーン」「呪文」のパフォーマンスを越えるものは未だにないと確信しております。「プラチナム」から下りだした坂は、とても急に感じました。マギーさんの声質をもってしてももとの高見には戻れませんでしたね。Mikeさんももう少し商売上手になれば良いと思います。正直すぎますよね。マネージメントが・・・聞いたことはない海賊版とか、見たことのないビデオからもファンは増えるものです。時間があればスペインのワーナーまで営業に行きたいくらいです。ロバートフィリップを見習えと・・・こんなコピー天国の世の中、難があっても正規版にしてしまっていいでしょう。はがゆいです。うちの二十歳になる娘はわたしのCDの棚からAREAとFOUCSを引っ張り出して「パンクより凄い!」と聞いております。今度CANを聞かせるつもりです。草々
遠藤青磁さんからのメール 2003年5月14日
はじめまして。HP楽しくよませていただきました。2003年1月1日のメールの方と同じ名前の遠藤ですが(デビュー以来のファンということも同じですが・・ハージェストリッジのアナログ版は戸越銀座のれこーど!屋で予約で買ってしまいました・・・当方は現在神奈川県在住です。)北海道の遠藤さんと同様にこのページをみたのがきっかけであらためてマイクの作品を聞き直してみました。小生も学生の頃渋谷公会堂に聴きに行きました。今となっては唯一の来日公演で貴重なライブだったんですね。Five
Miles Outの時のツアーで、機械に囲まれて一人でねくらに黙々と演奏する姿を想像していたのですが、実際は小編成のロックバンドでメンバーがステージ上を走りまわって楽器を取り替えたりしていて、とっても元気でヘルシーな印象でした。たしかチューブラー・ベルズパート1のクライマックスがメンバー紹介になっていて最後のベルのパートでマイクが女性ボーカルに紹介されていたような気がします。この時期迷走を続けていた(ような気がした)マイクですが、ああ、やっとふっきれてこの路線でいくのかな、と元気さにほっとしたことを覚えています。とてもすばらしいステージでした。
話は変わりますがやはり皆さんいろいろな意味でAmarokが気になるようですね。小生にとっても買った当初に通して聴くのがつらかった初めての作品でした。マイクの作品はどれも噛めば噛むほど味の出るスルメイカなので2,3回はトライしましたが挫折して結局最後まで聴かないまま10年以上がたってしまいました。それ以前のボーカルものが好きになれなくて、宣伝文句の原点回帰というのにもそそられて期待が大きすぎたのかもしれません。導入部分は最初から気に入っていて、おお、かっこええ、と思ったのですが後が続けて聴けませんでした。一番の原因は大音量の部分と静かな部分のコントラストが強すぎてマイクの作品の特徴、フレーズの流れるような連続感が感じられなかったからかもしれません。アグレッシブな雰囲気で、この人はなんでこんなに怒ってるんだろうという感じもありました。酔っぱらいがぶつぶつ独り言を言いながらときどき大声で怒鳴る感じでしょうか。後半何度も盛り上がりがありいったいいつ終わるのかわかんなかったし。最後のパートもマイクにカントリー&ウェスタンの音は合わないだろ。聞き直してみてもこんな気になることばかりで・・・ああそれなのにそれなのに・・・10年の時を超えておそまきながらやはり今でははまりまくってしまいました(あな、うれしや)。結局この作品ではマイクは怒りまくっていて全体の統一感とか流れ感なんかどうでもよかったんでしょうね。そのつもりで聴くと個々のフレーズについては最高傑作といってよいかっこよさにあふれてます。フラメンコのフレーズも違和感なくマイクの音になってますよね。最近ではTB2より聴く頻度が高くなってしまいました。願わくば半分ぐらいの長さでもう少し構成をがっちりしたものをリメークしてくれたらいいのに。そうすればみんななんのためらいもなく最高傑作といえるものができるような気がします。でも最近の傾向からみるとこのアコースティック・ハードの路線は望めないでしょうね。ちなみに前はあまり聴かなかったので気がつかなかったけどAmarokってWind
Chimes2だったんですね。メロディーおんなじやん。聞き直してみてかなりうれしい再発見のあったAmarokですが、やはり小生にとっての最高傑作の座はTB2にゆずってしまいます。皆さんはどうかわかりませんが小生はTB2も最初は不満ばかり感じて、Amarokと同様お蔵入りシリーズに入っていたのです。長谷川さんはTB1とは全く別の作品と評価してらっしゃいますが、小生はむしろ2は原作の構成にこだわりすぎている印象をうけました。1の方は、特にパート2でライブ版がでるたびにがらっとアレンジが変わっていたのに・・・2ではもっと自由で斬新なアレンジを期待していたのが裏切られた感じでした。結局焼き直しやん。ああ、ところがところが・・・Ommadawnのソロだけでも涙がにじんだのに、あのバグパイプの大合奏ときたら!感涙感涙。前半のフレーズとフレーズのつなぎの部分で少しベルの音が提示されるところもとっても好きです。最初反感をもってしまったのはAmarokとは逆にマイクの余裕が目立ってそれが鼻についてしまったのかもしれません。マイクの中で感情を生にさらけ出すことから聴衆に聴かせる音楽への転換があったのでしょうね。そしてそれはミュージシャンとしての円熟なのでしょうね。その意味ではたしかに1と2は全く別の作品かもしれません。TB2の再発見は2年前でしたが、それ以来最近Amarokの攻勢をうけるまではかなり重症の中毒症状にとらわれてしまいました。結局理屈で批判してみてもマイクの作品の強烈な依存形成性には打ち勝てませんね。 初めての書き込みでだらだら長いメールになってしまい申し訳ありませんでした。小生のまわりにはあまりマイクのことを語れる人がいないのでついつい長舌になってしまいました。これからもがんばって楽しいページを提供していってください。
遠藤さんからのメール 2003年1月1日
はじめまして、新年の最初に北海道よりメールします。昨年の12月にこのHPを知って久しぶりに、封印していたマイクのアルバムを引っ張り出して聞いて、いい体験をさせていただきました。長谷川さんのこまめな、かつ膨大な情報にあらたな発見をいろいろさせていただきました。小生は彼のデビュー時の'73年からのファンでもうオールドになってしまったオールドフィールド・ファンです。もう30年もたつんですね。年月を感じます。彼も今年で50でしょうか。彼の澄んだ、シングルトーンのギターとその緻密な構成にいつも魅了されます。最新版のTRES LUNASは遅かったのですが、11月ごろ購入して、なかなかの良い出来で、久しぶりにマイク節を堪能しました。ジャケットもいいです。彼が21世紀に向けて、新たなアプローチをしている心機一転のアルバムの様な気がします。何よりもマイクの精神状態が安定しているのが聞いていて感じます。ストレスを癒すにはとてもいいアルバムですね。チル・アウトというのでしょうか。おかげでここず〜と、マイク三昧です。ありがとうございます。オマドーンは好きなCDです。いつもBGM的に聞いているので、その歌詞までは注意しませんでしたが、長谷川さんの良く出来た訳をみて(英語が堪能ですね。)、また新たに発見をしたしだいです。やはり彼の基本は、ここにあると私も考えます。まさしくイギリスの牧歌的な風景が彼のバックグランドにありますね。AMAROKについてですが、長谷川さんのコメントにもあったので、思い直して聞いてみましたが、やっぱりダメでした。ストレスが逆にたまっていきます。すいません。いいところも確かにあるのですが、落ち着いて聞けるものではないような気がします。やはり当時の彼の精神状態からするとこのアルバムの特異性が察しがつきます。彼のコメントにもあったのですがアングリーなアルバムで、実験的な作品だったようです。「TBU」の前段だったのでしょう。唯一の日本公演も行きました。'82年、東京に丁度いたのでラッキーでした。別のHPでレビューしていますが、感動的でした。隠し撮りしたテープを今でももっているですよ。エッシャーのだまし絵の「上昇と下降」のアニメーションが使われていたのが印象的でした。彼の音楽にとてもマッチしてたのを覚えています。DVDも2種続けて購入しました。「アート・イン〜」のジャケットは笑ってしまいますね。別人かと思いました、、。日本でコンサートを見たいですね。このライブを見ているとつくづく思います。でも、彼のヨーロッパでの人気はすごいですね。特にスペインがすごいと聞きます。日本でもブレイクすればいいと思いますが、正直複雑な気持ちです。最近キャノンのCMでよくかかってビックリしています。でもデビュー30年で、今年は意外な展開になるかも?隠れファンは以外に多いと思いますよ。長谷川さん、これからも最新情報をどんどん載せてファンを増やす一翼を担ってください。応援しています。
a okadaさんからのメール 2003年1月3日
2年ぶりにメールを差し上げます。47歳二児の父であります。多分、マイク・オールドフィールドのファンの方だったら、かなりイイ感じで聴けると思ってご紹介いたします。RONNIE
MONTROSE / MUTAIS MUTANDIS 発売元 ビクター音楽産業(株) VICP-5122ロニー・モントローズのソロアルバムです。もともと1973年にバンド(モントローズ)でデビューしてから、かれこれ30年もの間ギターを弾き続けているわけですが、このアルバムは1991年の作品です。壮絶なエレクトリックからアコースティックまで一人でやってます。センスとテクニックとある種の偶然がこのアルバムを完成度の高いものにしているのだと思います。どこかで見つけたら、騙されたと思って手に入れてみてください。私としては、マイクと一緒にステージに上がって弾きまくってもらいたい人です。必聴!