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 ドクターヘリBK117、東海大学病院に常駐

  12月からドクターヘリ、カワサキヘリコプタシステム(KHS)の川崎BK117A-4(JA9699)が東海大学病院に常駐となった。

ドクターヘリは朝日航洋、カワサキヘリコプタシステム、中日本航空の3社が受け持ち、2ヶ月毎のローテーションを組んでいるが12月からは朝日航洋のMD902にかわり、カワサキヘリコプタシステムのBK117が岡山の川崎医大より東海大学病院へ配置替えとなった。
(これに伴い中日本航空のK2が川崎医大へ(既報)、MD902はスタンバイとなった。)

  東海大は神奈川県伊勢原市の高台に建っており、先端技術などの設備も整いEMSへの関心も高く、病院建設時からヘリポートを備えている。 ヘリポートは隣接する救命救急センターのすぐ裏手に位置し、駐車場を兼ねているが緊急時にはすぐに使用できる体制がとられている。

 
ヘリポート前の看板
 
ヘリポート


 
 ヘリコプターは病院裏手のグランドの 芝生の上に駐機。
機体は銀色をベースに緑の帯、と3社の中でもひときわ目立つカラーで機体側面には黄色のカタカナで大きくドクターヘリと書かれている。
川崎医大常駐の際は機首に大きくDr.Hと白い文字が描かれていたが今回は消され、かわりに胴体側面に東海大学救命救急センターのステッカーが貼られている。
胴体下部にはスピーカーを装備、キャビンは左側に患者を収容、右側に医者、看護婦が搭乗するレイアウトとなっており、壁面には酸素吸入装置など医療機器が取り付けられている。

 

 
 
 
 

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  グランド脇にはウィンドソックス(吹き流し)と待機所があり、中にはドクターヘリ専用救急電話が設置され、操縦士と整備士が詰め、出動要請に備え待機している。

 今回お忙しい中、少しだけお話をお聞きしたが運航は毎日8:30から17:00までで、こちらへ常駐となってから既に2回の出動実績があるという。 また話をしながらもGPSデータの照合や誤差修正、場外着陸場(小学校の校庭など)の位置確認など準備に余念がなかった。

  尚、本機は2000年1月末まで常駐、K2と交代後スタンバイ機となる予定。


 今回は昼の休憩時間にもかかわらず大変親切に応対して頂きました。
この場をお借りしてカワサキヘリコプタシステムご担当者にお礼を申し上げます。

注意)
 当Rotor Windでは、ドクターヘリの発展、アピールを目的に写真を掲載しておりますが、
本来ドクターヘリは空飛ぶ救急車として万一に備えて待機している機体です。
 当ヘリポートへの興味本位な立ち入りは業務の妨げとなりますので、ご遠慮下さいますようお願いいたします。
尚、撮影に関しては病院側の許可が必要となります。

1999/12/11


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