7月9日、大阪フェスティバルホールを皮切りに本当にブライアンのコンサートが始まりました。あのJAPAN JAMから20年。待ちに待った来日です。、12日〜14日は東京国際フォーラムホールAです。(ホールDには仕事で3ヶ月こもっていた。)　私は幸運にも4公演すべて観に行くことができました。
とりあえず、演奏曲目は下記の通りです。9日、12日、13日、14日とも同じです。

　こんなにお客さんの緊張を感じるコンサートはないくらい、場内アナウンスの間のミョーな静けさと、なんだかわからん熱気がホール内を満たしてました。
　まずは、25分位のVTRの上映から始まります。Brianの足跡を全力疾走で顧ているものなのですが、この映像がまたマニアにはたまらない。今まで発売されている映像作品からのアウトテイクがかなり収録されており、正式発売をして欲しい感じがします。そして、このVTRの最後に｢The Little Girl I Once Knew｣のイントロがちょっと流れ、Brianの｢もう一度イントロから行くよ！｣というセリフが終わると本物のBrianが登場して、本当に待ち焦がれたコンサートが始まったのです。感動です。
　技術的に観れば、かつてのあのファルセットは望むべきもないし、音程も怪しくなるし………、ドラムスは走っちゃうし。でも、そんなことはどーだって良いんです。
　まず、｢本当に来るのか？｣と考え、チケットが発売になったとき｢本当に来るらしい｣と思い、チケットが手元に届いたとき｢間違いなさそうだ｣と思い、会場に着いてもそわそわし｢2時間VTRだけだったらどうしよう｣と思い、本物のBrianが登場したときには、安心しました。JAPAN JAM以来20年ぶりの生Brianなんですから…とにかく、生きて日本に来ただけでも奇跡。彼が作り出した音楽が現在のPOPシーンにどれだけの影響を及ぼしたかを考えると、
　SETLISTからわかる通り、ほとんどがBEACHBOYS。