プログラマの憂鬱[第2回]
■ とりあえず、3Dゲーム開発の現状について
さてさて、お待ちかね(一部の人だけかも...)の3Dゲーム開発体験記
といきますか。
3Dゲームを作るぜっ、と思ってはみたもののはっきし言って全然は
かどってないんだよね〜、これがまた。3Dなんてものがなくて、2D
で十分だった頃は、それとわかる図形を書いてやっていればよかっ
たのですが、3Dとなると図形を書くことすら面倒です(モデリングせ
にゃならん...)。とりあえず、3Dライブラリ(まだ未完成)を作って
3D地形上をスライムが徘徊するものを作ってみたりしています。で
も、どうしてもここから先に進めないんだよね〜。
ちなみに上の画像は、真ん中のスライム?がぷるぷる震えながらフ
ィールド上をすべるものです。画面上にうっすら表示されているの
は2D画像をソフトでαブレンドしたものです。ちなみに、33fpsを叩
き出しているのはStealth3D-2000です(S3Virgeの初期のやつ)。プロ
グラムは主にノートパソコンでやってますが、それでも大体10fps程
度は出ます(でもDirectX5のときは20fpsは出てた。どうやらX6では
テクスチャマッピングが2倍遅いみたい)。それから、ハードウェア
だとポリゴンの隙間に黒いゴミが残る場合があります。
さてさて、ここまで来て積もりに積もった問題点を列挙してみると、
- モデルが作れないよ〜(才能がないとも言う、スライムは楽だから...)
- 既存のツールで、テクスチャのUVマップが不能。
- モーションの作成が困難。(モーションキャプチャーか...)
- ランドスケープだけだと表現に限界がある。
だいたいもんですか〜、深刻そうなのは。テクスチャのUVマップは、
次期LightWaveで対応するみたいですが、バージョンアップにいく
らかかるのやら...。とりあえず、解決できるものから潰していこ
うっと。
- 1999年7月5日 -