1000形(1011編成) 普通
2号線 みつわ台〜都賀 2014年12月28日撮影

1000形(1029編成) 普通
2号線 みつわ台〜都賀 2014年12月28日撮影

1000形(1021編成) 普通
2号線 みつわ台〜都賀 2014年12月28日撮影

1.概要
 1988年(昭和63年)3月にスポーツセンター〜千城台間開業に伴い、2両編成で製造された車両です。
 編成は下記のとおりです。
 ←千葉みなと   県庁前・千城台→
 1000(Mc1)−1000(Mc2)

2.車体構造
 車体にはアルミニウム合金が採用されました。
 扉は片側に両開き式扉が2カ所となっています。
 先頭部は大型窓3枚が設けられ、非常扉はセンターに設けられています。ヘッドライトは窓上両サイドに計2灯、テールライトは窓下両サイドに計2灯、行先表示器は向かって左側の窓内上部に設けられています。
 側窓は、上部1/3が内側に開く構造となっております。戸袋にも窓が設けられています。
 外装帯は、側面にコバルトブルー、スカイブルー帯が施されています。前面は黒と側面と同じ帯が設けられました。床下にもコバルトブルー、スカイブルー帯が施されています。
 ラッピング車両は上記の帯が施されてない車両もあります。

3.車内設備
 座席は、ロングシートとなっています。
 運転室後方にはフリースペースが設けられています。

4.機器類
 制御装置は電動カム軸式抵抗制御(弱め界磁、発電ブレーキ付)となっています。
 主電動機は65kWの直流直巻電動機(低騒音、補極付)となっています。
 駆動方式は差動歯車付一段減速直角駆動方式となっています。
 制動装置は電気指令式空気ブレーキとなっています。
 台車はゴムタイヤ空気バネ式2軸台車となっています。

5.主な履歴
 1988年(昭和63年)3月28日に2号線のスポーツセンター〜千城台間で営業運転が開始されました。
 1991年(平成3年)6月12日に2号線の千葉〜スポーツセンター間開業にさきだち2次車が増備されました。
 1995年(平成7年)8月1日に1号線の千葉〜千葉みなと間開業にさきだち3次車が増備されました。3次車から行先表示器がLED式になりました。
 1999年(平成11年)3月24日に1号線の千葉〜県庁前間開業にさきだち4次車が増備されました。4次車から運転室後方にフリースペースが設けられました。
 2007年(平成19年)3月19日ダイヤ改正により4両編成での運転が廃止されたため、余剰となった1次車2編成(1005編成、1015編成)が廃車されました。
 2012年(平成24年)より0形の営業開始に伴い、置き換えが開始されました。

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