8100系(A-17) 普通
福島 2019年1月3日撮影

8100系(A-7) 普通
阿武隈急行線 福島〜卸町 2019年1月3日撮影

1.概要
 1988年(昭和63年)に阿武隈急行線全線交流電化愛業に伴い製造された車両です。
 交流電化区間のみ走るため、電気方式は交流20,000V(50Hz)となっています。
 編成は2両編成×9本が用意されました。
 編成は下記の通りとなっています。
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 AM8100(Mc)−AT8100(Tc)

2.車体構造
 車体は20m級の鋼製車体で、片側に両扉式扉が1か所、片開き扉が1か所設けられています。
 先頭部は貫通扉が設けられ、窓周りは黒色に塗られています。また、ヘッドライトとテールライトが一体化されました。
 車体外板はホワイトを基調にブルーとグリーンのラインがあしらわれています。

3.車内設備
 座席は扉間が固定式のボックスシート、車端部がロングシートとなっております。
 整理券発行機は先頭扉付近に設けられていましたが、乗降方式変更に伴い後部扉付近に移設されました。

4.機器類
 制御装置は、サイリスタ位相制御が採用され。
 主電動機は、120kWの直流直巻電動機が採用されました。
 制動方式は、電磁直通空気ブレーキが採用されました。
 駆動方式は中空軸並行カルダンが採用されました。
 台車は、円錐積層ゴム式ボルスタレス台車が採用されました。

5.主な履歴
 2014年(平成26年)に行先表示器がLEDに変更されました。
 2019年(平成31年)よりAB900系導入に伴い廃車が開始されました。

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