15000系(第5編成) 37S運用 普通
東西線 原木中山2011年2月13日撮影

15000系(第9編成) 13S運用 快速
東葉高速線 八千代緑が丘 2012年10月27日撮影

1.概要
 2010年(平成22年)に輸送効率改善目的に製造された東西線の通勤車両です。
 編成は下記の通りです。
←西船橋方
 15100(CT1)-15200(M1')-15300(M2)-15400(T)-15500(Mc1)-15600(Tc)-15700(T')-15800(M1)-15900(M2')-15000(CT2)
 CT:制御付随車、Mc:電動車(簡易運転台付き)、Tc:付随車(簡易運転台付き)、M:電動車、T:付随車

2.車体構造
 車体は20mアルミ製車体で、片側に両開き式扉が4カ所設けられています。
 ラッシュ時の乗降時間短縮のため、全ての乗降扉の幅が1,800mmとなっています。
 先頭部は向かって左側に貫通扉が設けられています。

3.車内設備
 座席はロングシートが採用されました。
 乗降扉をワイドにした関係で着席人数が他の20m4扉車と比べると少なくなっています。
 車椅子スペースは2号車と9号車に設けられています。

4.主な機器類
 主電動機の制御方式は、IGBT-VVVFインバーター方式が採用されました。
 主電動機は、かご形三相誘導電動機MM-HE15形(225kW)が採用されました。
 駆動方式はWNドライブが採用されました。
 台車は、モノリンク式ボルスタレス台車のFS-778形が採用されました。
 制動方式は回生ブレーキ併用ATC連動電気指令式空気ブレーキ、純電気ブレーキが採用されました。

5.主な履歴
 2010年(平成22年)に永久磁石動悸電動機用制御装置の実車試験が行われました。
 2016年(平成28年)に製造された3編成は車椅子スペースが全車両に設けられました。

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