7861形(7864) 1684列車
西大阪線 大物 2007年8月15日撮影

7861形(7961) 1680列車
西大阪線 大物 2007年8月15日撮影

1.登場背景
 1966年(昭和41年)〜1968年(昭和43年)に2両編成で運行できる急行用車両として登場しました。

2.車体構造
 車体は18m鋼製車体で、片側に3カ所片開き式扉が設けられてます。基本的に7801形をベースに製造されましたが、車体下部の丸みは無くなってます。7864F以降は雨樋が埋め込まれてます。

3.車内設備
 座席はロングシートとなってます。7864F以降は運転台後部に座席が設けられました。

4.機器類
 制御器は7801形同様のABFM-114-15-MA(三菱電機製)と1968年(昭和43年)製の車両にはABFM-114-15-MA(三菱電機製)が採用されました。主電動機はTDK-814-1C(東洋電機製)が採用されました。台車はFS-341,FS341T(住友金属)が採用されました。

5.主な履歴
 1971年(昭和46年)にMAU-13H形分散型ユニットクーラーを電動車に6台、トレーラー車に7台搭載し、補助電源装置CLG-346(70kVA)を7901形に搭載しました。同時にパンタグラフを下枠交差形に交換してます。
 1981年(昭和56年)に行き先方向幕が取り付けられました。
 1986年(昭和61年)に7970と7972が電装改造し、それぞれ7871と7873に改番され、7801形と3両編成×4本が組成されました。
 1993年(平成5年)に急行・準急の5連運用が廃止されたため、7870〜7873が廃車されました。
 2000年(平成12年)には7864F、7866F、7868Fに武庫川線向けのワンマン改造と車椅子スペース設置が行われました。
 2006年(平成18年)に連結器を連結器を廻り子式密着連結器に取り替えられました。
 2020年(令和2年)6月に全車廃車されました。

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