E331系
E331系(AK1) 1595A列車 快速
京葉線 葛西臨海公園 2009年1月17日撮影

E331系(AK1) 1594Y
京葉線 新木場 2009年1月17日撮影

1.概要
 2006年(平成18年)に201系を置き換えるために製造された通勤電車です。
 国鉄時代からJRに至るまで、初めて連接車体を用いた車両です。
 形式はモハE331形、クハE331形、クハE330形、サハE331形、サハE331形500番台、サハE331形1000番台、サハE330形が用意されました。

2.車体構造
 車体は軽量ステンレス車体で、クハE331形、クハE330形、サハE331形1000番台、サハE330形は16.5mでその他は13.4mとなってます。各車とも片側に両開き式扉が3扉設けられてます。
 側窓は上段下降・下段固定式となってます。
 1編成あたり14両編成となってますが、20m車10両編成と同じ長さになってます。

3.車内設備
 座席は基本的にはロングシートが採用されてますが、先頭車の中央部はロングシートからクロスシートに変更できる構造の座席となっています。
 車椅子スペースが設けられ、車椅子での乗降をスムーズにするため、格納式電動スロープが設けられてます。
 自動放送が設けられ、さらにE233系0番台と同様の液晶モニターを2台設置してます。

4.機器類
 制御装置はIGVT-VVVFインバーター制御が採用され、車軸直接駆動式(ダイレクトドライブモーター=DDM)の電動機を制御します。ブレーキ方式は回生併用電気指令式空気ブレーキが採用されました。

5.主な履歴
 2007年(平成19年)3月18日のダイヤ改正から運転開始され。
 2007年(平成19年)10月に川崎重工製車両7両がメーカーに回送され、部品の改良が行われました。
 2008年(平成20年)3月25日に東急車輌製造分についてもメーカーに回送され、部品の改良が行われました。
 2014年(平成26年)に廃車されました。

←戻る TOP 掲示板