401・403系 1396M
常磐線 天王台〜取手 2004年2月22日撮影

 401系は1960年(昭和35年)常磐線上野〜勝田間の電化開業に合わせて登場した20m3扉の交直両用(交流50Hz-20000V、直流1500V)の近郊形電車です。
 403系は1965年(昭和40年)に登場しました。
 主電動機は401系が100kWのMT46、403系が120kWのMT54です。制御方式は直並列、弱界磁、発電ブレーキ総括制御で制御器は電動カム軸接触器式(CS12)です。ブレーキ方式はSED発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキと手ブレーキを採用しています。
 形式は制御車のクハ401、電動車でパンタグラフ、主変圧器、主整流器を搭載したモハ400・402、同じく主制御器、主抵抗器を搭載したモハ401・403が製作されました。
 クハ401は1〜22番までが低運転台で、23番以降は高運転台になっています。
 編成は基本的に
 ←上野
 クハ401+モハ400・402+モハ401・403+クハ401
 でしたが、編成替え等により415系との組み合わせ等バラエティーに富んだ編成が出来ています。
 モハ400・401は全廃されました。
 401・403系とも登場時はローズピンク(赤13号)と先頭部にクリーム色4号の帯を巻いていましたが、1984年(昭和59年)以降クリーム10号に青10号の帯に塗色変更されました。

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