C57形
C57形(C57180) 臨時「SLはるさきどり」号 9121レ
内房線 蘇我〜浜野 2009年2月14日撮影

C57形(C57180) 臨時「SLはるさきどり」号 9121レ
内房線 姉ヶ崎〜長浦 2009年2月15日撮影

1.概要
 1937年(昭和12年)にC55形の63号機として製造された蒸気機関車ですが、改良箇所が多いため新形式のC57形となりました。
 C55形と比べボイラー圧上昇、シリンダ径縮小、動輪形状変更、石炭と水の消費量減少、出力向上が図られてます。

2.主要諸元
 車体長は20,280mm、高さは3,945mmとなってます。軸配置は先頭から従車輪2、動輪3、従車輪1となってます。動輪の直径は1,750mmあります。
 シリンダ引張力は12,820kg、粘着引張力は10,330kg、動輪周馬力は1,040PSとなってます。

3.主な履歴
 1940年(昭和15年)から2次形が製造されました。
 1946年(昭和21年)から3次形が製造されました。
 1947年(昭和22年)から4次形が製造されました。
 1947年(昭和22年)までに201両が生産されました。
 1975年(昭和50年)12月14日に国鉄最後の蒸気機関車牽引の定期旅客列車がC57135号機で運転されました。
 1979年(昭和54年)から「SLやまぐち」号としてC571号機牽引で運転開始されました。
 1999年(平成11年)3月にC57180号機の車籍が復活しました。

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