D51形
D51形(D51498) 臨時「SL南房総号」 9131レ
内房線 木更津〜君津 2007年2月12日撮影
 1936年(昭和11年)に製造された蒸気機関車です。
 初期に製造された車両は上部のドームが長く、ナメクジ形と言われてました。
 80〜90号機において試験的に給水暖め器を煙突の前に横置きにした改良が行われ、後の量産型にフィードバックされD51形の標準的な形となった。
 戦時中は資材不足のため、一部に木材が使用されましたが、後に標準化改造が行われました。
 1945年(昭和20年)までに1,115両が製造され、日本の機関車においてもっとも両数が多く製造された車両になりました。
 戦後は各種改造が行われ、多種多様になりました。
 1975年(昭和50年)を最後に国鉄の本線上から姿を消しました。
 1988年(昭和63年)JR化後D51498が動態保存のため復元工事を受け、オリエント急行の日本でのラストランを始め、EL&SL奥利根号を中心にいろんなイベント列車で使用されてます。
 1989年(平成元年)にはATS-P用の電源が取り付けられ、ATS-P区間でも走行できるようになりました。
 2006年(平成18年)にはATS-Psが装備され、ATS-Psが設置されている区間でも走行が可能になりました。

・特選画像
 ・D5127(ナメクジ形)
 ・D51498 臨時「SL南房総号」 9131レ
←戻る TOP 掲示板