キハ150形(3) 普通 5883D
函館本線 五稜郭 2024年7月12日撮影 |
キハ150形(4) 普通 2842D
函館本線 五稜郭 2024年7月12日撮影 |
1.概要
1993年(平成5年)にキハ22形、キハ56形の代替車両として登場しました。 0番台と100番台が設けられました。 2.車体構造 車体は20m級の鋼製車体で、片側に片扉式扉が2か所設けられています。 前面は貫通扉が設けられ増結時に貫通幌を接続することにより通り抜けができるようになっています。 先頭窓下左右と窓上左右にヘッドライト、貫通扉上部にテールライトが設けられました。 側窓は、0番台では大型の固定窓が設けられ、100番台では小型の2段窓が設けられ上段が内斜式の開閉窓になっています。 外販塗装はホワイトを基調にライトパープルとライトグリーンの帯、またはライトグリーンとスカイブルーの帯が設けられています。 3.車内設備 座席は中央に2人掛けと4人掛けの固定式クロスシートが設けられ、それ以外はロングシートのセミクロスシート構成となっています。 出入り口付近にトイレが設けられています。 4.機器類 エンジンは、コマツの過給機・空気冷却器付直噴N-KDMF15HZ(450ps)を1基搭載されています。 変速機は液体変速機のN-DW14Cが採用されました。 台車は、空気バネ付ボルスタレス台車が採用され、動台車がN-DT150、従台車がN-TR150となっています。 制動装置は、応荷重装置付電磁自動空気ブレーキのCLA方式が採用されました。 5.主な履歴 1993年(平成5年)より製造されました。 1995年(平成7年)までに0番台、100番台で合計27両を製造し、製造終了しました。 |
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