H100形(34) 回送
室蘭本線 苫小牧 2024年7月14日撮影

H100形(24+25) 普通 727D
富良野線 美馬牛〜美瑛 2024年7月16日撮影

1.概要
 2018年(平成30年)にキハ40形の代替車両として登場しました。

2.車体構造
 車体は20m級の軽量ステンレス車体で、片側に片扉式扉が2か所設けられています。
 前面は、FRP製で貫通扉が設けられ増結時に貫通幌を接続することにより通り抜けができるようになっています。
 先頭窓下左右と窓上左右にヘッドライト、貫通扉上部左右にテールライトが設けられました。貫通幌上部に3色LEDの行先表示器が設けられました。
 側窓は、上段が内斜式の開閉窓が採用されましたが、中央部は固定窓となっています。量産車は開閉可能窓が片側3枚でその他は固定窓となっています。
 外板塗装は、濃いグリーンの帯と先頭部は黄色と逆ひし形が入り、重なり合うところは白色となっています。側面帯は濃いグリーンと白色の帯が設けられました。

3.車内設備
 座席は中央に2人掛けと4人掛けの固定式クロスシートが設けられ、それ以外はロングシートのセミクロスシート構成となっています。
 出入り口付近に電動車いす対応トイレが設けられています。
 トイレ向かいに車椅子スペースが設けられました。

4.機器類
 発電機は、335kW(450PS)の直列6気筒横型ディーゼルエンジン(SA5D140HE-3)と305kWの三相かご形誘導電動機(N-DM100)が基搭載されています。
)  主変換機はPWMコンバーターとVVVFインバーターと補助電源装置が一体化されてます。
 台車は、軸梁式ボルスタレス台車が採用され、動台車がN-DT100、従台車がN-TR100となっています。
 制動装置は、電気指令式空気ブレーキが採用されました。

5.主な履歴
 2018年(平成30年)に先行量産車2両が製造されました。
 2020年(令和2年)に量産車が製造されました。
 2024年(令和6年)に観光県用車両が製造されました。

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