神戸電鉄　1370形

1370形(1376F)　普通
有馬線　鵯越　2014年5月24日撮影

１．概要
　1300形を4両編成化するために登場した1320形中間電動車を後に先頭改造した車両です。
編成は下記のとおりです。
←有馬　　　　　　　　　　神戸→
　デ1370(Mc1)－デ1370(Mc2)

２．車体構造
　車体は18m級の鋼製車体で、片側に両開き扉が3か所設けられています。
　先頭部中央に貫通扉が設けられ、貫通扉の上部にヘッドライトが設けられています。貫通扉窓下に行先表示器と種別表示器が設けられています。
上部左右にヘッドライト兼標識灯が設けられています。
　先頭改造に際しては、廃車された1300形、1050形の先頭部分を接合しています。

３．車内設備
　座席は、ロングシートとなっています。

４．機器類
　制御装置は、抵抗制御(ABF-108-15MDH)となっています。
　主電動機は、75kWの直流直巻き電動機(MB-3054-B)となっています。
　制動方式は、発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ(HSC-D)となっています。
　駆動方式はWN駆動方式となっています。
　台車は、ウィングバネ台車の川崎651-B(電動車)となっています。

５．主な履歴
　1997年(平成9年)に改造されました。
　2015年(平成27年)3月に4両運用減少に伴い1371編成が廃車されました。

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